素直になって…1 ページ1
平野side
ずっと続いていた自粛期間が明けて、ようやく仕事が再開した。
いつもより騒がしい楽屋へ着くともうメンバーが集まっていて、挨拶を交わした。
海「紫耀ーっ！久しぶり、会いたかった！ねぇ、今日家行っていい？いいよね？」
会うなりそれかよ…。抱きついて来た海人を適当に交わす。
紫「分かった、良いよ？ってか、おはようは？」
俺がそう言うと海人はハッとして
海「おはよっ！」
満面の笑みで言ってくるから、思わず頬がゆるんでしまう。
楽屋をぐるっと見回すと、一人足りないことに気がついた。
紫「じんー？」
神「んー？」
紫「廉は遅刻？」
神「あれ？さっき会わなかった？トイレ行ってくるって言ってたから、すれ違ったのかと思ってた。」
え、会ってないけど…？
俺が首を横に振るとドアがガチャっと開いた。
廉「はよー、久しぶりやな〜。」
紫「おはよ。」
ん…？何か顔色悪い…？
廉「…？どないしたん？人の顔じーっと見て。」
紫「あ、ごめん。気のせいだったみたい。」
廉「何がや…(笑)」
廉が戻ってきてワチャワチャしてたら、撮影の時間が迫っていた。
皆がメイクに行き、二人きりになった時にふと廉の隣に座りこう聞いてみた。
紫「風邪引いた？」
廉「ん？平気やけど？」
紫「そうか。ちょっとごめんな？」
そう断りを入れておでこを触ろうとすると腕を掴まれる。
紫「…廉？」
廉「…平気やって、やめて…。」
紫「じゃあ教えて、どっか辛いとこあるんだろ？」
時々顔をしかめていたから気になってたんだ。
廉「…平気って言うてるやん…。」
紫「平気なのは分かったから…。今なら皆気付いてないよ？」
廉「何もないし。」
紫「熱は？」
廉「大丈夫やって、あっ…。」
話しているうちに腕を掴む力が弱くなったから、そっとおでこに手を当ててみる。
んー・・・。微熱っぽいな。
紫「本当に大丈夫か？」
廉「大丈夫やって言うてるやん…。俺もメイク行ってくるわ。」
あっ、行っちゃった…(笑)。
微熱以外に風邪の症状は出てないし、大丈夫かな？
一応マネージャーさんには伝えておこ。
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彩笑(プロフ) - VI１１２９さん» 最初の頃から変わらず読んでくださりありがとうございます！頑張ります！ (2020年7月16日 18時) (
レス) id: 520dea8320 (このIDを非表示/違反報告)
VI１１２９ - こんにちは！海ちゃんの体調不良から見てました！たまらなく面白いです！投稿待ってます！頑張ってください！ (2020年7月15日 23時) (レス) id: f229e58355 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬 さくら(プロフ) - ありがとうございます！ (2020年7月9日 22時) (レス) id: 6ea3f9f285 (このIDを非表示/違反報告)
彩笑(プロフ) - 黒瀬 さくらさん» 私でよければぜひ！お先にボードの方失礼しますね？ (2020年7月9日 22時) (レス) id: 520dea8320 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬 さくら(プロフ) - 突然すいません。彩笑さんとお話したいなと思ってるのですが、ボードでお話出来ますでしょうか？お返事お待ちしております。 (2020年7月8日 22時) (レス) id: 6ea3f9f285 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩笑 | 作成日時：2020年6月6日 12時
