８話 ページ10
裕side
裕「章大？最近…何かあったんか？」
章「……別になんもないで？」
裕「でも、食欲もあんまりないんやろ？くまだって酷いし、最近寝られてへんのと違う？」
章「大丈夫やって。」
裕「大丈夫そうに見えへんから言うとるんやで？」
章「やから！大丈夫やって言うてるやん！！何なんさっきから、うるさいねんけど」
何度も聞いたのがまずかったのか章大は声を荒らげて、リビングを出て階段を登り部屋へ戻ろうとする。
慌てて階段を駆け上がり、２階へ行くと自分の部屋のドアノブに手をかけてた。
裕「…！章大、待てって！少し話しよ、な？」
章大の腕を掴んでそう話しかけるけど、興奮状態に陥った章大は聞く耳を持たない。
章「うっさい！話すことなんて何もないわ！触らんといて！」
階段の声が聞こえたのか隆平が来て、掴んでいる腕を離すように指示を出した。
章大は力が抜けたように座り込んで両手で耳を塞いで、静かに泣き出した。
こんな章大を見るのは初めての事で、声を掛けることが出来ずに居た。
隆「章ちゃん…？そない泣かんで、ほら、大丈夫やから。手離して？」
そう言って隆平が章大の頭をそっと撫でると、声を上げて泣き出した章大。
隆「章ちゃん、大丈夫やから。裕にぃも心配して聞いとるだけやで？怒っとらんからな。ゆっくり呼吸しよな？」
章大はそれからしばらく泣いていた。
涙が止まり、呼吸も落ち着いた頃に章大は疲れたのか眠りについた。
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彩笑(プロフ) - みづきさん» いつも読んでいただきありがとうございます^^もうしばらく続けますのでお楽しみください (2018年10月13日 20時) (
レス) id: 520dea8320 (このIDを非表示/違反報告)
彩笑(プロフ) - ゆ ず そ ー ださん» ありがとうございます。意見を参考にし２、３で完結させることに致しました。 (2018年10月13日 20時) (レス) id: 520dea8320 (このIDを非表示/違反報告)
みづき(プロフ) - いつも読ませていただいてます！まだまだ続けてほしいです！！ (2018年10月10日 23時) (レス) id: 843d8c558c (このIDを非表示/違反報告)
ゆ ず そ ー だ(プロフ) - 2.3で完結してほしいです。 (2018年10月10日 22時) (レス) id: e209db4987 (このIDを非表示/違反報告)
彩笑(プロフ) - ゆ ず そ ー ださん» ありがとうございます^^ (2018年8月30日 17時) (レス) id: 520dea8320 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩笑 | 作成日時：2018年8月29日 22時
