怪異になった 肆 ページ4
*
危なかった。
もしあの時、何かに捕まっていたら私は如何なっていたンだろう。
「……」
ある時、敦は私に云った
「夜叉白雪は、鏡花ちゃんの声に必ず答えて呉れる。」
私は、夜叉を_______________
「はぁ、はぁ。遅刻するぅぅぅぅ!」
「!」
声が聞こえ身を潜める。
「んもう!花子くんは人使いが荒いんだから!まぁ、昨日の放課後トイレ掃除出来なかったせいなんだけど」
ぶつぶつと呟き乍ら、歩いて行く。
白い髪に緑のグラデーション。目は赤い人。
私よりも年上のように見える。此処は中学校か、高等学校。
その子は女子トイレへと入っていった。
危なかった。
?、まだ来る。
「おらぁぁぁぁ!花子ぉぉぉ!先輩!待ってください!」
金髪で、青い眼をした男の子。
この人も年上に見える。
…………男が、女子トイレに入っていった。
取り敢えず此処から離れよう。
30人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おぼろづきあやめのサブみたいな奴 - アリてる.冷花さん» あ、有難うございます!頑張ります! (2020年11月8日 20時) (レス) id: ac49fababa (このIDを非表示/違反報告)
アリてる.冷花(プロフ) - 初コメ失礼します。とても素敵な作品で淒く面白いです!文ストと花子くんのクロスオーバーって所も良いです!更新頑張って下さい! (2020年11月8日 20時) (レス) id: f0bd3b518c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:おぼろづきあやめ | 作成日時:2020年11月8日 11時