怪異になった 拾玖 ページ19
*
走った。速く走った。
兎に角、生徒会室から離れようと只只無我夢中で、
怪異でも、疲れてしまうのか。
「はァはァ。」
女子トイレに着いた。
「イズミ?!」
此方に気づき、近づいてくる、
「来ないで!」
私は強く言い放つ。
花子さんはイズミが大きな声を出したことに驚く。
「何があったの?」
「……祓い屋に会った。私には、私には人を救えないと言われた。私は、人を、この異能で、皆の、為に!」
どんどん息がしずらくなる。
苦しい。
「お、落ち着いて。もう、大丈夫。」
私は其の儘倒れてしまった。
_____________
口調迷子(´;ω;`)
30人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おぼろづきあやめのサブみたいな奴 - アリてる.冷花さん» あ、有難うございます!頑張ります! (2020年11月8日 20時) (レス) id: ac49fababa (このIDを非表示/違反報告)
アリてる.冷花(プロフ) - 初コメ失礼します。とても素敵な作品で淒く面白いです!文ストと花子くんのクロスオーバーって所も良いです!更新頑張って下さい! (2020年11月8日 20時) (レス) id: f0bd3b518c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:おぼろづきあやめ | 作成日時:2020年11月8日 11時