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ぱぁとふぉー! ページ5

*



暇だったから、山から下りることにした。

お菓子は後ででいいか。

「降りて来たけど、何しよう。」

おばさんたちは居なかったし、小さい子供も居なかった。

暇だなァ。

ん?

「………へェ、やってくれんじゃん。」

上から大きな飛行船のようなものが落ちて来た。

「決まり、だね」

きっと司も気付いているであろう。

行くか、このヨコハマを守る為に。

私は一度、家に帰ることにした。

 
 

「…………」

沢山のパソコンのある所に、一人の男が居た。

「……何故。…嗚呼、班目機関、ですか。」

溜息をつき、椅子にもたれ掛かる。

「…本当に、仕事が早い。」

小さく笑う。

「今日は失敗で終わりましたが、次はありませんよ。」




 



落ちるはずの飛行船はそのまま上へあがり、

鏡花の乗った小型の飛行機もぶつかることなく、鏡花のみが、消えていた。

ぱぁとふぁいぶ!→←ぱぁとすりー!



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作者名:おぼろづきあやめ | 作成日時:2020年11月28日 7時

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