検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:874 hit

休憩中にて ページ5

side銀時




.





ーー乾いた音が響き渡る道場。





「もう一本だ!!」





俺は松陽へ向かい竹刀を振り上げる。…が、当然の如く避けられてしまう。





『……れ』




.






一息がつき、俺が縁側で休んでいると隣を影が横切った。顔を上げてみると、そこにはアイツがいた。

そして…





『ーー…隣、いい?』


「…あぁ」





俺がそう返すと、A、は遠慮がちに俺の隣に腰を下ろした。





『ーーおつかれさま、です』





そして、Aは俺にタオルを手渡した。Aは笑ってこそはいたが、その手は震えて見えた。





「ありがとな」





俺が受け取ると、Aはホッとしたように頰を緩めた。





.

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している



←ちょっとした出来事



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:銀魂 , 坂田銀時 , 松下村塾   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さくら. | 作成日時:2018年4月17日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。