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休憩中にて ページ5
side銀時
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ーー乾いた音が響き渡る道場。
「もう一本だ!!」
俺は松陽へ向かい竹刀を振り上げる。…が、当然の如く避けられてしまう。
『……れ』
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一息がつき、俺が縁側で休んでいると隣を影が横切った。顔を上げてみると、そこにはアイツがいた。
そして…
『ーー…隣、いい?』
「…あぁ」
俺がそう返すと、A、は遠慮がちに俺の隣に腰を下ろした。
『ーーおつかれさま、です』
そして、Aは俺にタオルを手渡した。Aは笑ってこそはいたが、その手は震えて見えた。
「ありがとな」
俺が受け取ると、Aはホッとしたように頰を緩めた。
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作者名:さくら. | 作成日時:2018年4月17日 19時