コレクトアンサー【tatsuya.f】 (ページ6)

今日:123 hit、昨日:153 hit、合計:128,697 hit

懺悔ページ6

無事に雑用を終えて教育に戻ると既に菜乃と向井くんと目黒くんでお弁当を食べ始めていた。

｢遅かったね！めっちゃパシられてるじゃん。笑｣

｢係だからね。笑｣

｢Aちゃんもはよ食べた方がええで！次体育やから着替えないと！｣

｢えっ！そうだったっけ！｣

｢…目黒くん知らずに急いで食べてたんだ。笑｣

いつもは男女別の体育だけど、体育祭が来月に控えた今の時期は合同授業での練習。

｢じゃーん！今日はリレーの練習でーす！女子は初めましてー！男子の体育やってまーす！佐久間だよー！｣

テンション高すぎる…と引く人が5割、かっこいい…と目がハートが5割。

この学校の顔面偏差値はすごい。

｢本番はみんな半周だけど、アンカーの生徒は1周だよん！んで、その後担任の先生が1周走っておしまい！｣

えー！なんてざわめくクラスメイトたち。

ええ…深澤先生足速いのかな…。

速かったらかっこいいな…でも遅くても可愛いかも。

平常心ですよ！って顔を保ちつつみんなと同じように内心ざわざわしてたら

｢めっちゃうちのクラス有利そうじゃない？笑岩もっちゃん絶対速いよ。笑｣

と、菜乃がにやりと笑う。

岩本先生ごめん、他のクラスの先生応援しちゃうかも。と心の中で懺悔しといた。