ＨＥＲＯＧＩＲＬ【2j3j】

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それからヒーローとお話をしながら本部まで運んでもらった。

何回も歩けると言ったが、ヒーローは聞く耳を持たなかった。

この際もう諦めて身を任せることにした。

そうだ、名前を聞かなくては。

『……貴方の名前を、教えてくださいませんか。』

ヒーローの目が見開かれる。駄目だったかな……？

「……星導。星導ショウです。」

『ほしるべ？』

なかなか聞かない苗字に、ついオウム返しをしてしまう。

「ふはっ、はい。星を導くって書いて、星導です。」

星導さん。私の、憧れと目標になったひと。

忘れないように、日記に書いておかなきゃ。

『改めて、助けてくださりありがとうございました。
　私も星導さんのようなヒーローになれるよう頑張ります。』

私がそう言えば、心底嬉しそうに細められるフローライト。

少し胸がキュッてなる感覚がしたけど、
それには気付かない振りをした。




これは、ヒーローになりたがった一人の女の子のお話。

そして、その女の子の生きる希望になったヒーロー達のお話。




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コメント

» シュカちゃんにそんな過去が……

» シュカちゃんの敬語って元々少しあったけど、
　星導の影響受けてるとことかあるんかな…？

» まだこれって続きそうな雰囲気あるよね。
　次はどんなエピソードが飛び出してくるのやら……

» 前回の続きやんな？やっぱ壮絶……

» るべちがイケメン！(？)

» え、これが本当ならシュカちゃん記憶無いって事？！
　それでも何の疑惑も持たれずいたの凄い……

» これを見るにシュカちゃんは中学生から高校生までの記憶が
　無いって事になるけど大丈夫だったんかな。VTAの人とか…

» あれだけ仲良しに見えてたのに
　白泉自身は全部覚えてないのか…悲し…

» これ知ったら他のVTA生どう思うんやろ…
　想像して心臓キュッてなった……
　
　
　
　

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