4 ページ50
【「夏目」様？】
カッパの短い手が腕を掴んできた
【ひょっとして、あの世にも不思議な「友人帳」をお持ちと噂の「夏目レイコ」様？】
カッパの言葉に少し目を見開いた
【手にすれば多くの妖の魂を束縛し、従え統べる事が出来るという…。
いわば夏目親分さん！！】
ミーハー全開のカッパ
挙げ句、感激ッス！！と言って抱き着いてきた
数分、満足した様で離れて帰って言っ
た
帰り際にこう言って
「ありがとうございました。夏目の親分ー。」
私は苦笑いを浮かべる事しか出来なかった
魂を束縛…ね
カッパの言った言葉を思い出した
「友人帳」はここらの妖には有名な様だ
真っ昼間でこれなのだ
肝試しなんか参加して大丈夫かしら
そう思うと、思い出すのは笹田さんの言葉
＿＿＿＿＿＿＿ちょっと、付き合い悪くない？
その言葉が心に深く刺さった
……でも、同級生の企画に誘われるのは初めて…
「…ちょっと行きたいわ。肝試し。」
「おーい。Aー。」
口にした所で外から篤史君の声が聞こえた
「行こうぜー。」
そう言われて、先生が寝ているのを確認して肩にかける鞄を持って家を出た
鞄の中には友人帳が入っている
「お、来たなA。平気か？」
そう聞いてくるのはきっと私がおばけを怖いと思って言っているのだろう
「うん。お手やわらかに。」
「ん？それAん家の猫か？」
着いてきてるぞ。と言われて斜め後ろを見る
そこには、家で寝ていた筈のニャンコ先生が…
「え！？あ…そ、そうなの、勝手に着いて来ちゃって。」
咄嗟の嘘をついて先生を抱き、北本から少し離れヒソヒソと話す
(何で着いて来てるの！？)
『いいじゃないか。面白そうだし。こういう時こそ用心棒だろ。』
と、何時もは用心棒らしいことさえしない先生がこういう時に限って“用心棒”という言葉を使う
(確かにそうかもしれないけど。)
「ん？今、その猫から変な声がしなかったか…？」
ビクッと肩を揺らした
「き、気のせいよ！？」
はぁ。と溜め息をこぼし、また先生とヒソヒソと会話をする
(＿＿＿＿＿仕方ないわ。絶対に皆の前で喋らないでよ。)
“猫のフリ”をしていてね。と、言うと先生はちっ。と舌打ちした
(お前は本当に我が儘で世話かやけるな。)
(なっ！？)
(わかった、わかった。)
適当に返事して、にゃー。とか、うな〜。と鳴いて逆に不気味だ
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
ラッキーアイテム
青色の物
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 43人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ROM民(プロフ) - 彗星さん» 度々すみません。オリジナルフラグが外れていないようです。お手数ですが、再度ご確認をお願いします。 (2016年1月22日 0時) (
レス) id: 742a58f99e (このIDを非表示/違反報告)
彗星(プロフ) - ROM民さん» 初めまして。ご丁寧に教えてくれてありがとうございます。 (2015年11月22日 18時) (レス) id: 643ad8a6ed (このIDを非表示/違反報告)
ROM民(プロフ) - はじめまして。「オリジナルフラグ」が外れていませんよ。また、原作やキャラ名をキーワード設定して頂くと、検索しやすくなるので助かります。二次創作ですので、棲み分けにご協力お願いいたします。 (2015年11月22日 16時) (レス) id: 67f8438bca (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：彗星 | 作成日時：2015年11月8日 14時
