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「二十人以上参加じゃないと許可おりないんだ、頼むよ。」
そういって頼み込んできた篤史君
そんな事よりも地区企画という言葉が気になって聞き返した
「夏目は越して来て初参加になるな、我が区の恒例行事。裏山の旧校舎で「肝試し」！」
「へぇ……え？い、今何て？」
「だから肝試し。近々旧校舎取り壊しだから今年が最後！」
少し目線を下げて間をおいた
「ごめんなさい。私は遠慮しておくわ。」
申し訳ない気持ちがあるが、あまり行きたくはない
「夏目さん。」
断った直後、横から会話に加わってきた一人の女の子
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿笹田さん
眼鏡をかけてセミロングの髪を下ろしている物言いがキツい女の子
如何にも真面目、という雰囲気だ
正直言うと、私は笹田さんが苦手だ
「参加して。頭数が足りないって頼んでいるのにちょっと付き合い悪くない？」
元々同性の同級生は苦手だ
しかもそれに加え強引な性格は更に苦手だ
「それとも何か大事な用事でもあるの？」
特に用事は無いが、気が向かないのだ
だか、そんな事を言っては失礼だと思い、言葉が詰まってしまう
「＿＿＿＿＿え、でも。」
何とか言い返そうとしたその時
「あっ。ひょっとして夏目おばけ怖いのか！？可愛いとこあるじゃないか。」
と、口を挟んできた篤史君
「え…。」
その言葉に絶句する
おばけが怖い訳ではないし、妖怪を日頃から見ているせいか怖いとも思えない
なのだか…
「そっかそっか。大丈夫。Aちゃんには“俺が”ついてるって。」
それを信じ、しかも訳の分からない事をいっている悟君
困惑している間にも話は進んでいく
「よし、A参加な。これで参加者２０名！！今日夜七時、旧校舎前集合！！」
おーーーーっ！！と、息ぴったりの皆
それについていけない私
「え、え〜〜〜！？」
〜放課後〜
やっぱり気が向かない
半ば強制に参加させられ、未だに引きずっていた
道で“何か”を見つけた
それはカッパが“また”うつ伏せになって倒れている姿だった
「………………。」
なんとも言えない私
「何やってるの。貴方。」
自動販売機で買った水を頭からかけた
「お、お礼を申したく待っておりましたら干上がりまして…。恩人様、せめてお名前を。」
むくっと起き上がるカッパ
「……「夏目」。」
妖怪に名を教えたら面倒な事になるのではないかという思いがあった
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
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X
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西 - この方角に福があるはずです
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ROM民(プロフ) - 彗星さん» 度々すみません。オリジナルフラグが外れていないようです。お手数ですが、再度ご確認をお願いします。 (2016年1月22日 0時) (
レス) id: 742a58f99e (このIDを非表示/違反報告)
彗星(プロフ) - ROM民さん» 初めまして。ご丁寧に教えてくれてありがとうございます。 (2015年11月22日 18時) (レス) id: 643ad8a6ed (このIDを非表示/違反報告)
ROM民(プロフ) - はじめまして。「オリジナルフラグ」が外れていませんよ。また、原作やキャラ名をキーワード設定して頂くと、検索しやすくなるので助かります。二次創作ですので、棲み分けにご協力お願いいたします。 (2015年11月22日 16時) (レス) id: 67f8438bca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彗星 | 作成日時：2015年11月8日 14時
