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でも、飛び去っていく雀を見ると少し寂しそうに…
【あーあ。】
と、呟いていた
二十年…空も雀も見えない水底で眠っていたのよね…
【夏目様は、兄弟はいますか？】
ふと、彼女が関係の無いような事聞いてきた
「いいえ。残念ながら血がつながった身内はもう一人もいないの。」
【＿＿＿＿＿＿＿＿＿そうですか。】
「貴女にはいるの？」
質問を聞き返した
【はい。四人。
でも、私のせいで死にました。】
その横顔は悲しそうに笑い、切なそうだった
だから、だろうか
【＿＿＿＿＿夏目様。手を繋いでもいいですか？】
と、聞かれた時には、断る気もしなくて、自然と彼女に手をさしのべてあげた
【はは。】
やはり寂しいのだろうか
【夏目様はお優しい。だからつけ入られるんですよ。】
「そうかもしれないわね。」
【ふふ。】
「＿＿＿＿＿冷たい手ね。」
【はい。】
＿＿＿＿＿＿＿＿＿あ
今、言い方を間違えた
冷たくて気持ちがいいって言いたかったのに…
【あ、夏目様。雨が来ます。】
「え？」
空を見上げても、雨が降るとは思えないほど綺麗な青色の空を見る
【解るんです。】
自信を持って言う彼女
「雨を予言する……鳥。」
そこで１つの答えにたどり着いた
「そうだったのね。貴女、もとは燕だったんじゃ、ない？」
【はい。】
フワリ。と微かに彼女は笑って言った
【そうだったかもしれません。】
ガサッ。と近くの茂みが揺れてニャンコ先生が現れた
『夏目、迎えに来てやったぞ。』
そう言って、じっ。と手を繋いでいる私達を見て言った
『…何やっとるんだお前。』
ガキか。と呆れたように言ってくる先生
まだ、子供よ。と少しムッ。として言い返した
その夜、燕ちゃんが言った様に雨が降った
私は五羽の燕が青空を楽しそうに飛ぶ夢を見た
すぐにあがったしまった雨はダムに水が戻るほどではなかった
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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ROM民(プロフ) - 彗星さん» 度々すみません。オリジナルフラグが外れていないようです。お手数ですが、再度ご確認をお願いします。 (2016年1月22日 0時) (
レス) id: 742a58f99e (このIDを非表示/違反報告)
彗星(プロフ) - ROM民さん» 初めまして。ご丁寧に教えてくれてありがとうございます。 (2015年11月22日 18時) (レス) id: 643ad8a6ed (このIDを非表示/違反報告)
ROM民(プロフ) - はじめまして。「オリジナルフラグ」が外れていませんよ。また、原作やキャラ名をキーワード設定して頂くと、検索しやすくなるので助かります。二次創作ですので、棲み分けにご協力お願いいたします。 (2015年11月22日 16時) (レス) id: 67f8438bca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彗星 | 作成日時：2015年11月8日 14時
