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〜夜〜
【しかし見事な寸胴だな。どういうセンスをしているんだ？】
『可笑しな面を着けているお前に言われたくないわ。』
とうとう我慢が切れた
がはっ。と勢い良く起き上がる
「ええい。鬱陶しい！！探すの手伝ってあげる。だから、相手のこと教えなさい！！」
よっぽど逢いたい相手なのかな
私にはあまりそういう気持ちは分からない
けれど、
いつか分かる日が来たらいいな＿＿＿＿＿＿＿
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【顔を見ればわかるのですが、詳しくはわからないのです。】
顎に手を添えて考える素振りをする妖怪
【わかっている事といえば二葉村に住んでいた「谷尾崎」という名の男だった事くらいです。】
「二葉村って貴女が住んでいるダム底に沈んだ村のことね？」
はい。と頷いた妖怪
「じゃあ二葉村から引っ越した谷尾崎って人を探せばいいのね。あ、村が沈んだのは何年前なの？」
【二十年前です。当時二十代だった人なので今は四十代でしょう。】
「に…二十年前……。」
二十年前…という単語に衝撃を受ける
……これは長期戦覚悟かな＿＿＿＿＿＿＿？
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〜翌日・休み時間〜
「何時になったら眠れるの……。」
昨日の事を思い出しながら小さく呟いた
「どうしたー？Aちゃん。」
と、どうやら呟いた声が聞こえていた様で声をかけてくれた悟君
「ねぇ、悟君。二葉村って知ってる？」
なんとなく聞いてみた
「ん？俺の父ちゃん二葉村出身だけど？」
えぇ！？
何気ない一言に私と妖怪は衝撃を受けた
そこに話を聞いていた篤史君が説明してくれた
「二葉村の者は殆どこの辺に越して来てるらしいぞ。谷尾崎って名なら聞いた事あるし、今夜聞いてみるよ。」
「ありがとう！！ありがとう！！！」
「お、おう。」
これで逢わせてあげれば私も解放される＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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学校からの帰り際、妖怪に向かって一言……
「良かったね。」
はい。と頷いて見せた妖怪
【ふっ。ふふふふふふふふ。】
「……………。」
嬉しいそうで、顔は半分しか見えないが、にやけて笑い方がなんとも言えない
【あ、夏目様。】
私を呼ぶ声が聞こえて、妖怪の方に振り向いた
【雀(すずめ)。】
その言葉通り、チュンチュン。と鳴いて可愛らしい雀
妖怪は笑って見つめていた
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ROM民(プロフ) - 彗星さん» 度々すみません。オリジナルフラグが外れていないようです。お手数ですが、再度ご確認をお願いします。 (2016年1月22日 0時) (
レス) id: 742a58f99e (このIDを非表示/違反報告)
彗星(プロフ) - ROM民さん» 初めまして。ご丁寧に教えてくれてありがとうございます。 (2015年11月22日 18時) (レス) id: 643ad8a6ed (このIDを非表示/違反報告)
ROM民(プロフ) - はじめまして。「オリジナルフラグ」が外れていませんよ。また、原作やキャラ名をキーワード設定して頂くと、検索しやすくなるので助かります。二次創作ですので、棲み分けにご協力お願いいたします。 (2015年11月22日 16時) (レス) id: 67f8438bca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彗星 | 作成日時：2015年11月8日 14時
