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【ご免くださーい。】
と、外から声が聞こえた
よいしょ。と立ち上がり、先生を抱っこして窓から真っ暗な外を覗いた
そこにはお面を付けた複数の妖怪がいた
名を奪われた者は命を握られたも同じ。
だから極力、返還には応じようと努めているのだが……
あれ？何か数が多い！？
フワフワ。と浮き？ながら、此方に近付いてきた
【夏目殿ですね？我々村と共に水底で眠っておりましたが、また水が張る前に名を返して頂きたく参りました。】
丁寧な挨拶で名の返還を求めてきた妖怪
ふと、疑問が浮かび上がった
「水底？あなたたちあの干上がったダム底の村に住んで……？」
【はい。水が張ると簡単には地上には出れません故、干上がっている隙に静かに眠る為にも名を返して頂きたく、
押し掛けさせて頂きました。】
その言葉を聞いて思わず、がくっ。となる
名を返す行為自体は簡単だ
名を書かれた紙を噛み、ふっと息を吐くだけで紙から名が解放される
が…結局体力をごっそり奪われ、最後の妖怪に返し終えたのは深夜三時となった
「……疲れた…。」
四ひき連続で名を返したためか床にばったり。と倒れる
『馬鹿者！！素直に返しおって！また友人帳が薄くなったではないかっっ。』
ニャンコ先生の怒る声さえ耳に入らない
【夏目殿ありがとうございました。お礼に私の魔鏡でお見せ致しましょうか？】
「え？…えっ、と何を？」
【夏目殿に何か取り憑いておりますよ。】
その言葉に絶句した
「……え？取り憑………？」
意味が解らぬまま、言われた通り魔鏡を覗いて見た
そこに映るのは………
「＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿っっ！！！」
私の背中に“何か”がいた
『やはり憑かれていたか。妖怪臭いと思った。』
驚愕し、言葉が出てこない私とは対象的にニャンコ先生は納得していた
ひょっとしてあの時に？
「どうしよう…。」
不安に駆られ落ち込む私
『“私のもの”に手を出すとは。よし、私が祓ってやろう！！』
「！本当？ニャンコ先生！」
私のもの。という言葉が気になるけど……。
『ああ。歯ぁ食いしばれ。』
歯ぁ食いしばれ。その言葉に、え？と思考が止まる
そんな私に構わず、勢いよく先生が顔面に向かってきた
ごっ！！。と音をたった
「〜〜〜〜〜〜っ！！」
あまりの痛さに言葉が出ない
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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あずきいろ
ラッキーナンバー
8
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X
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西 - この方角に福があるはずです
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ROM民(プロフ) - 彗星さん» 度々すみません。オリジナルフラグが外れていないようです。お手数ですが、再度ご確認をお願いします。 (2016年1月22日 0時) (
レス) id: 742a58f99e (このIDを非表示/違反報告)
彗星(プロフ) - ROM民さん» 初めまして。ご丁寧に教えてくれてありがとうございます。 (2015年11月22日 18時) (レス) id: 643ad8a6ed (このIDを非表示/違反報告)
ROM民(プロフ) - はじめまして。「オリジナルフラグ」が外れていませんよ。また、原作やキャラ名をキーワード設定して頂くと、検索しやすくなるので助かります。二次創作ですので、棲み分けにご協力お願いいたします。 (2015年11月22日 16時) (レス) id: 67f8438bca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彗星 | 作成日時：2015年11月8日 14時
