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〜休日〜
『何処へ行く夏目。』
「同級生の家よ。ちょっと話してくる。」
そういって家から飛び出して早足で歩く
案の定、先生も着いてきたが歩くペースが遅く結局抱っこする羽目になった
田沼の家に着くまでずっと考えた
田沼は多分見える筈…
だとしたら私にとって初めての“仲間”
＿＿＿＿＿＿＿でも
【……うぅ…】
ふと、聞こえた呻き声……
【夏目様……】
「えっどうしたの！？」
よく見れば、体中焦げてうつ伏せになって倒れている二人組
【くらってしまいました。】
まともに…。と付け足す、つるつる
私の中の感情が不安を増した
こんなことするのはきっと
＿＿＿＿＿＿＿＿＿退治人だ
「大丈夫なの…？」
声が震えてしまう
自分の顔を見なくても分かる
きっと泣いている
【！？夏目様……。はい、こうして土の力を吸って暫く休めば……。】
私にとって田沼は仲間かもしれない
＿＿＿＿＿＿＿＿＿でも
見えるのに
見えるなら
どうしてこんなことが出来るの……？
確かにいい妖怪達ばかりじゃないけど
「行くわよ。先生。」
涙を袖で拭き取った
まだ、森の中にいる筈…
『やれやれ。すっかり煽られよって。お前は学習しないな。』
呆れた様な口振りで言った
そして先生が最後に言った言葉に私は、疑問を覚えた
『少し信じすぎじゃないか。』
「！？……どういう…？」
『む！？何か来るぞ。』
しゃん、しゃん。と鈴の音が聞こえて
いつの間にか目の前には巨大な妖怪が現れた
でかっ！！
「な…何者……？」
【夏目殿とお見受けした。ふふ、生意気な顔がレイコに瓜二つだ。「友人帳」をお持ちだろう。名を返して頂きたい。】
こんな時に友人帳がらみ…
「ごめんなさい。後にしてくれない？今立てこんでいるの。」
【立て込んでいる？】
『人退治の算段をしている。』
話に加わって、余計なことを言う先生
「なっ…先生！」
ほう。と興味津々に聞く巨大な妖怪
【では、この三篠(みすず)がお手伝い致しましょう。名を奪われながら一度も主にお仕えしないというのもつまらぬ。それに先刻私の家来が主に助けてもらったそうで。】
ケロッ。と三本線が特徴の蛙が出てきた
「あの時の…。」
『良いことはしとくもんだな夏目。』
「先生は黙ってて。」
元はと言えば先生のせいだし…
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ROM民(プロフ) - 彗星さん» 度々すみません。オリジナルフラグが外れていないようです。お手数ですが、再度ご確認をお願いします。 (2016年1月22日 0時) (
レス) id: 742a58f99e (このIDを非表示/違反報告)
彗星(プロフ) - ROM民さん» 初めまして。ご丁寧に教えてくれてありがとうございます。 (2015年11月22日 18時) (レス) id: 643ad8a6ed (このIDを非表示/違反報告)
ROM民(プロフ) - はじめまして。「オリジナルフラグ」が外れていませんよ。また、原作やキャラ名をキーワード設定して頂くと、検索しやすくなるので助かります。二次創作ですので、棲み分けにご協力お願いいたします。 (2015年11月22日 16時) (レス) id: 67f8438bca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彗星 | 作成日時：2015年11月8日 14時
