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「＿＿＿＿＿＿＿＿聞こえていたのよ。ハナさんにはお爺さんの声が。
伝わってたわ。」
【＿＿＿＿＿＿＿＿ありがとう、夏目。】
【今も昔も人とは可愛いものだねぇ。
ありがとう夏目、斑。
心愛しい】
私の友人＿＿＿＿＿＿＿＿
それを最後にお爺さんは消えてしまった
『…馬鹿め……。』
先生は口ではそう言ってるけど、本当は寂しいんだよね
いつもいた人が、妖怪がいなくたってしまえば、心の何処かにポッカリと穴が空いてしまうから
雪は明け方まで降り積もった
森にも
山にも
街にも。
お爺さんはハナさんに逢えただろうか
誰もいなくなった祠を思うと少し寂しいけれど
その日の雪は寒くはなかった
〜翌朝〜
軟弱な私は、昨日ずっと雪の中にいただけで高熱を出してしまい…
「まぁ、Aちゃん熱がこんなに…。雪の中で何してたの何が食べたい！？」
「あ、いえ…あの今日はお線香をあげに行きたい人がいるんですが。」
許してくれる筈なく
「駄目よ。後日にしなさい。死んでしまうわ。今日は一日安静にね。」
死ぬって大袈裟な…
言われた通り、布団に潜りこんだ
丁度暇な時にニャンコ先生はやって来た
『軟弱な奴め……。』
そんなこと分かってるよ……
内心思いつつ、声には決して出さなかった
先生は何を思ったのか、私の布団に潜り込んできた
「ニャンコ先生、風邪がうつっちゃうよ。」
私って、心配性だな
『阿呆、妖怪は風邪になんかなるものか。』
そうなんだ
だったら
「良かった。」
先生は少し驚いた様に目を見開いた
私に睡魔が襲い、いつの間にかニャンコ先生を抱き締めたまま、眠ってしまった
それから騒がしい日々が続く
やっぱり、妖怪のことはあまり好きにはなれないが
愛しいものとわかりあいたいと思う心は同じかもしれない
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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ROM民(プロフ) - 彗星さん» 度々すみません。オリジナルフラグが外れていないようです。お手数ですが、再度ご確認をお願いします。 (2016年1月22日 0時) (
レス) id: 742a58f99e (このIDを非表示/違反報告)
彗星(プロフ) - ROM民さん» 初めまして。ご丁寧に教えてくれてありがとうございます。 (2015年11月22日 18時) (レス) id: 643ad8a6ed (このIDを非表示/違反報告)
ROM民(プロフ) - はじめまして。「オリジナルフラグ」が外れていませんよ。また、原作やキャラ名をキーワード設定して頂くと、検索しやすくなるので助かります。二次創作ですので、棲み分けにご協力お願いいたします。 (2015年11月22日 16時) (レス) id: 67f8438bca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彗星 | 作成日時：2015年11月8日 14時
