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見上げれば空はいつの間にか赤く染まっていた
かなり時間がたったらしい
『レイコには逢えたかい？ヒドイ奴だっただろ。』
「……… かもね。」
…そうかもしれない
でも……
レイコさんは多分、友人帳を取り返しに、妖怪達が自分の所に訪れるのを待ったのだ
寂しいから一匹でも多くと…
『その中に私の名はないよ。』
『一度勝負を断ったら、ちょくちょく勝負しろと訪れるようになったから。けれど、ある日ピタリと…諦めたのかと思っていた。』
『人の命が儚いのも忘れていた…。彼奴のことだ。遺品さえ引き取る者もいまいと思って
友人帳は私が預かってやろうと思ったのだが。』
『＿＿＿＿＿＿＿＿＿やれるかい夏目。』
「＿＿＿＿＿＿＿＿＿うん。」
それからはほんのすこし騒がしい日々だった
それに、妖怪の事は相変わらず
あまり好きにはなれないけど
それは
良くも
悪くも
出逢いのひとつ
「あら？学校まで着いてくるの？」
何故か、私が先生を抱っこしているのだ
先生はというと、腕の中でゆったりくつろいでいる
『当たり前だ。お前がいつ友人帳を落とすか分からんじゃないか。
言っただろう、見届けると。』
「わー、最後の台詞“だけ”かっこいいわ。」
『Σ“だけ”とはなんだ“だけ”とは！？』
もっと、私を敬うのだ、とか色々言っている先生を無視した
ふと、目に入った“七辻屋”…
あの店は祖母のおすすめの店だったことを思い出す
「なら、先生彼処の饅頭を買ってあげる。美味しいんですって。」
『何！？食う食う！！』
腕の中ではしゃぐ先生を眺めながら、七辻屋へと歩みを進めながら気になった事を聞いてみた
「でも、ニャンコって甘いの食べていいの？」
『にゃんこじゃないと言っとるだろうが！！』
怒りマークを浮かべ、反論してきた
そんなことも何処か可愛らしく思えてしまった
腕の中にいる先生をギューと優しく抱き締める
当の本人の表情は見えないが、嫌がってはいないようだ
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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- 全体運: ★★★☆☆
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ROM民(プロフ) - 彗星さん» 度々すみません。オリジナルフラグが外れていないようです。お手数ですが、再度ご確認をお願いします。 (2016年1月22日 0時) (
レス) id: 742a58f99e (このIDを非表示/違反報告)
彗星(プロフ) - ROM民さん» 初めまして。ご丁寧に教えてくれてありがとうございます。 (2015年11月22日 18時) (レス) id: 643ad8a6ed (このIDを非表示/違反報告)
ROM民(プロフ) - はじめまして。「オリジナルフラグ」が外れていませんよ。また、原作やキャラ名をキーワード設定して頂くと、検索しやすくなるので助かります。二次創作ですので、棲み分けにご協力お願いいたします。 (2015年11月22日 16時) (レス) id: 67f8438bca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彗星 | 作成日時：2015年11月8日 14時
