其の一…薫風卯月 ページ3
ここはかぶき町。
朝から晩まで、騒がしい。
暇になるなんてことは滅多に無い。
ここはその一角、万事屋。
「……起きて下さーい。銀時様ぁー…」
皐月の弱々しい声が万事屋に響く。
しかし、そんな声ではもちろん、起きない。
皐月は諦め、神楽を起こしに行った。
神楽が寝ている、押し入れの襖を開け、神楽を起こした。
「…………神楽様…起きて下さーい……」
皐月は、神楽の体を揺すりながら言った。
神楽は目を擦りながら起きた。
皐月は顔を明るくし、銀時を起こしてくれないかと頼んだ。
神楽は眠そうに、銀時の寝ている部屋に向かい、朝から大きな声を出した。
その声で、銀時は飛び起きた。
「!? うぇ…?!______________皐月チャン?」
「……う、す…すみません…………だって、起きてくれないんですもん…」
「もんとか可愛いな、チクショー!_______じゃなかった…ちゃんと起こしてくれよなー」
皐月は首を竦め、朝食の準備に取り掛かった。
パパっと作り終え、万事屋三人で食べた。
食べ終えると丁度、新八が来た。
「おはようございますー!」
「おはようございます、新八様」
「あ、今日もご飯食べ終わってますね!」
「はい、先程食べ終えたんです。それより今日は依頼が入ってる日です。皆様、急ぎましょう」
皐月がそう言うと、万事屋メンバーは直ぐに準備をし、依頼に出かけた。
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