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第五話…薫風卯月 ページ8
朝の
その生徒達から、千音は質問攻めされた。
千音は適当に返し、一時間目が始まる頃には、ぐったりとしていた。
「ね、ねえ!」
「……何だ」
時雨が千音に話し掛けた。
千音は無表情で、時雨の顔を見た。
「後で、一緒にお昼食べない?」
「……考えておく…」
千音は表情を変えず、返事をした。
教科書を机の上に出し、前を向いた。
あっという間に時間は過ぎ、お昼の時間となった。
時雨に誘われていたので、時雨の肩を叩いた。
「! あ、一緒に食べれる?」
「……ああ」
二人は席をくっつけて、自分たちのお弁当を広げた。
千音は箸をとり、食べ始めようとした。_______が、時雨が“そのお弁当美味しそう”と、言ったため、一旦箸をとめ、自分で作ったと話した。
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