☆バーカバーカバーカ！ ページ27
「問題は解決した？どうやって？」
『そこは聞かないで…僕にカッコつけさせて？』
なんて八の字眉で苦笑いするボス
問題の解決ってそんな簡単な事じゃない事くらい
芸能界に素人の私にだってわかる訳で…
その言葉の重みに自然と怒気は落ち着いて
「…信じていいの？」
追いつかない頭で考えて出た言葉があまりにも陳腐で言葉を発した後
すぐに後悔をした
『じゃなきゃ言わないよ』
「だよね…」
意を決した様に私の目をとらえて離さないボスの瞳
そして発せられたボスの言葉
『僕の元に…戻ってきて欲しい
なんも上手いこと言えないけど…
僕は…テジちゃんじゃなきゃ…
ダメみたいだ』
「…………」
ずっと待ってた言葉でもあるはずなのに…
すぐにYESと言えないのは
納得しよう、諦めよう、次に進もうと考えた多くの時間と
人を巻き込んでしまったからだ
『…テジちゃん？』
「…考えさせて貰っても良いかな…」
『どれくらい？』
「え？」
どれくらいって…
『僕は諦めるつもりないから』
さっきまでの八の字眉はどこいった…
今のその獲物をみつけたみたいな目は久々に見る
「じゃぁ逆に聞くけど
ボスはいつまで待てる？」
『骨壷に入るまで。
じゃなくて骨壷後もきっと待てる』
「それは流石に怖い」
『僕は本気だ』
なんて笑うボスはなんだかスッキリした表情で少し羨ましい
「自分ばっかスッキリしちゃって…」
『とりあえず友達以上恋人未満でお試しでいいから
少しだけでもテジちゃんとの距離を縮めたいって言ったら困るかな…』
「…それってもう１人そういう人がいるって言ったら…
浮気になる？」
『なる』
「なんで」
『いるの？』
「内緒」
『あ！思い当たる奴いる！
カフェの奴だ！』
「奴とか言わないで」
『…心が折れそう…』
「その程度『なんて言うかバーカバーカバーカ！』
「笑笑 どこの小学生よ、バーカバーカバーカ！なんて(笑)」
『ㅋㅋその人とはいい感じなの？』
「あら、ボスったら余裕ですね」
『ライバルの情報はより多いほうがいいからね』
「とりあえず言える事は人として好き」
『男としては？』
「どうだろう(笑)」
『じゃぁ僕は？』
「もちろん人として好き」
『そっちじゃなくて男としてっ』
「…ｽｷ」
『え？なに？』
「もう言った」
『僕も好き』
「聞こえてんじゃん」
『カマに引っかかったな(笑)』
「…最悪」
『憶えてろよ。もう僕は今までの弱虫な僕じゃないからな』
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あやまろ(プロフ) - りんさん» 楽しみが増えるとか！！ホントに嬉しいです！！にしてもコメント下さる皆様が優しくてあやまろ感謝感激でございます！泣 (2020年1月13日 19時) (
レス) id: 74f0e4a445 (このIDを非表示/違反報告)
あやまろ(プロフ) - はなさん» 素晴らしいだなんてそんな…泣むしろ、私のような者が書いたものを読んで頂けるだけで感謝しかありません！必ず完結させますのでこれからもお付き合いよろしくお願いします！ (2020年1月13日 19時) (レス) id: 74f0e4a445 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - マイペースで、楽しみが増えるのが、励みになります。^_^ (2020年1月6日 12時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - あやまろﾁｬﾝ遅れても気にしないで大丈夫。本当に無理だけはしないで、ご自愛してね。あやまろﾁｬﾝの素晴らしい作品読めなくなるのは悲しいから｡あやまろﾁｬﾝのﾍﾟｰｽでいいからね♪ (2020年1月6日 7時) (携帯から) (レス) id: 5673869410 (このIDを非表示/違反報告)
あやまろ(プロフ) - アイラさん» アイラさん、幸せな時間を楽しんで頂ければと思います♪平和が1番♪ (2020年1月6日 7時) (レス) id: 74f0e4a445 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやまろ
| 作成日時：2018年9月23日 22時
