☆雲ひとつない晴天 ページ42
―最後の日―
天気：雲ひとつない晴天
「おはよぉ」
『おはよ、よく寝れた？』
「はい、ぐっすりと(笑)ボスは？」
『僕は寝れたけどとある任務の為に早起きした(笑)』
「何任務って？」
『秘密』
ボスが見覚えのない車で迎えに来てくれて車内で交わす言葉達
「ん〜じゃぁ今日はどこ連れてってくれるの？」
『秘密』
「じゃぁこの車はどうしたの？」
『秘密〜』
「朝何のために早起きしたの？」
『一番秘密〜！』
「秘密ばっかでつまんない！」
『じゃぁ〜はいっ！』
ちょうど信号待ちのタイミングで後部座席から私の足の上に置かれた
バトミントンのラケットとシャトル
「バドミントン？」
『バトルだっ』
「ボスご存知？私、元バド部なの♪絶対負けない♪」
『…ホントに？
まぁでも僕の運動神経舐めてもらっちゃ困る』
「負けたらどうする？」
『僕が負けたらテジちゃんが行きたがってた木響(ﾓｯﾁｬﾝ)連れてってあげる』
「ホントに！？絶対！？五味茶にぜんざいによもぎ餅のあのもっちゃん！？」
『そー！だいぶ前ネットでずーっとここ行きたいって見てた所のﾓｯﾁｬﾝ』
「絶対勝つー！」
『(笑)じゃぁ僕が勝ったら？』
「ん〜何がいいかな〜ん〜…」
『僕の言う事ひとつ聞く！とかどう？』
「え〜罰ゲームみたいな命令とかやだよ？
ラケットとシャトル使ってモノボケしてみたいな。
ちゃんとしたお願い事ならいいけど」
『じゃぁそれで決まり♪
おっ着いた♪』
「漢江？」
『そっ！今日はとりあえずピクニック♪』
「楽しそう♪」
『テジちゃんはコレとコレ持って』
って渡されたバスケット
ボスは車に鍵をかけると大きなバッグを持って空いてる私の手を持った
人もちらほら居る中
約束守ってくれてアリガト…
少しゆっくり歩くとボスがこの辺りでいいかな？
って木陰になってる芝生の上に
ボスらしいチェック柄の布のレジャーシートをバサッ広げる
ただそれだけで絵になるボスはやっぱり最強だ。
『さ、どうぞ？狭いとこですが』
「おかまいなく」
なんて冗談を交わしつつ柔らかシートの上へ
その間もボスがせっせと用意してくれる小さな小さなテーブル
「いつの間にこんなに用意したの？元々ピクニック趣味とか！？」
『大人になってから初ピクニックだ。コレはネットで用意した』
「今日だけのために？笑」
『家でも使えるし』
…下手な嘘…笑
「流石、このチェックの色合いセンスいいねっ！」
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あやまろ(プロフ) - きよこさん» きよこ様…胸が痛みます…今言えるのはどんな形であれ二人とも幸せにします！！そしてあと1話でこの章が一杯に！(TT)次の章に跨ってしまいますが更新頑張りますね！！ (2018年9月18日 22時) (
レス) id: 480e0a2529 (このIDを非表示/違反報告)
きよこ(プロフ) - あやまろさま、二人が同じ気持ちなのにね…胸が苦しい。けど、しあわせにしてくれるんだよね、デジチャンをボスが。いつものキュンキュンしています。次回が楽しみです。更新待ってます。 (2018年9月16日 23時) (レス) id: 15442e9882 (このIDを非表示/違反報告)
あやまろ(プロフ) - 神鹿さん» えっとですね、これから先は…言えまてん！！笑 でもどんな形であれ幸せにします！二人とも！ (2018年9月16日 22時) (レス) id: 480e0a2529 (このIDを非表示/違反報告)
神鹿(プロフ) - ほんと、この先に何が待っているのか！？ 気が気でないです。 (2018年9月14日 22時) (レス) id: f17246d0a2 (このIDを非表示/違反報告)
あやまろ(プロフ) - motomatoさん» そうなんです！同じ方向むいてるのに！お互い、相手の気持ち考えすぎちゃって…上手くいかないっす(TT) (2018年9月14日 22時) (レス) id: 480e0a2529 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやまろ
| 作成日時：2018年2月15日 17時
