好きって言ってよ！ DK

☆行かないで ページ40

バレた？！
なんて笑うハンソル

「嫌いじゃない 笑」

sg『じゃぁボクも…A！！！』

「は？誰に口聞いてんだ」

sg『ハンソルは良くて僕がダメな理由はなんですかっ！？』

プンプンて言葉がピッタリな顔して文句を言ってくる

「ポルちゃんにはヌナって呼ばれたいの、イヤ？」

sg『嫌じゃない』

「次呼び捨てにしたらそのほっぺ削ぎ落とすかんな

なんて思ってないから安心してね」

sg『…ヌナ以外呼びません…』

「ㅋㅋ冗談だよ


…それよりミンギュ、何黙っちゃって」

m『……』

「ミンギュまで無視！？」

m『聞いてない』

「なにがぁ」

m『旅に出るなんて聞いてないっ！』

「私だってミンギュの進路聞いてないしお互い様じゃん」

m『でも俺はソウルには居る。
Aはどこに行っちゃうんだよ』

「まだ決めてない」

m『韓国は出るって事でしょ？』

「そりゃね、世界中絵を描いて周ってくる」

m『お金は？』

「ひとりぼっちにさせてる罪滅ぼしなのか親が出してくれるって

…でも断るつもり」

m『それで安全に生活出来るの？』

「わかんない」

m『わかんないって本気！？
心配過ぎて許可できないっ！』

「ミンギュが許可してくれなくても行くし」

m『嫌だ！やだやだやだやだやだやだ！いやだ！行かないでっ！』

って後ろからホールドしてくるミンギュ

「……ソックんの居るソウルに居るのが辛いんだ…

…理解してよ」

ミンギュにだけ聞こえるように呟いた


m『じゃぁソクミナ追い出すからA行かないで』

「ㅎㅎその発想はなかったな

…でもそれソックん可愛そうだから辞めてあげて」

m『Aは可哀想じゃないの？』

「私は可哀想じゃないよ
ソックんだけが理由じゃない
小さい頃からの夢をかなえに行くの

だって絵を描くの大好きなんだもん
世界中色んな絵を見て描いて刺激を受けたい

だから行く」

m『…寂しいよ。Aが居なくなるなんて予定外だ』

「ミンギュ…ありがと…


でも私、行くって決めたから」


私には…

ソックんやミンギュにハンソルとスングァンに出会った事が予定外なんだよ…

まだ卒業もしてないのに
こんなに寂しいって思うくらい
仲良くなる予定じゃなかったんだよ…


H『どこにAが居たって簡単に切れないのが友情じゃん』

sg『ハンソルいい事言った！』

「ミンギュ、弟達の方が大人だよ？笑」

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