☆関係ない ページ21
それから放課後まで授業以外、私は机に伏すか
頬杖をついて窓の外を眺めてた
いつもならソックんとミンギュとバカやって騒いで1日なんてあっという間なのに
今日は放課後までが長くて長くて苦しかった。
いつもなら3人で帰るけど今日は1人で帰路に着く。
一緒に帰るって言うミンギュがトイレに行ってる間に
ソックんに帰るね、バイバイと伝えて教室を出ると
ミンギュに追いつかれないように毎日使う駅には向かわず
バス停まで走って走って走って走って…
タイミング良く到着したバスに掛け乗って座った窓際の席
呼吸を整えながら流れる街の景色を眺めていたら
自分じゃどうしようもない感情があるみたいで
勝手に涙が溢れてくる
救いなのはこんなに大きなバスの中に居るのは運転手さんと私だけ
拭いても拭いてもポタポタ零れる涙
私こんなに泣き虫だったけかな…
10年以上の片思いが終わった。
…違うか。
諦めたんだ。
私。
元々気持ちは一方通行だったんだから
ソックんに好きだよって伝える事がなくなっただけじゃないか。
至ってシンプルな事なのに
そう思えば思う程、寂しくてどうしようもなかった
あぁ…ホントにやんなっちゃう。
それから最寄りのバス停から歩いて帰る
はぁ…この家までの道のりですら思い出にソックんが現れる。
アレして笑ったなとか、ソックんが大笑いして電柱にぶつかったなとか…
他愛もないことが楽しかったな…。
でも私の好きが消えない限りフリーじゃなくなったソックんと居るのは辛すぎる…
そんな事を考えて居るうちに家がある通りに到着。
…家の前に誰か座ってる…
うちの学校の制服だけど壁で顔が見えない…
ミンギュ？…じゃない。
ずっと見てたからわかる。
「…ソックん」
やっぱり電車の方が早いんだって意外にも冷静な自分が居た。
SM『おかえり』
「…ただいま…？」
SM『その…言ってなかったなと思って…』
「え？」
SM『約束…してたじゃん』
あ…おめでとう…か…
「それなら…気にしないで、それじゃ…」
SM『待ってっ！』
「なに？」
SM『あの…ずっとこのままなの？』
「…このままって？
こんな私の状況はソックんには関係ないって言ったよね？
だから気にしないでいいよ」
SM『そんな言い方…心配なのに』
「…ソックん…
ダメだよ。そーゆうの…
いい意味でも悪い意味でも…
優しすぎるよ…優しさが辛い時もあるじゃん…！？
色々…ホントに大丈夫だから！」
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えっ子(プロフ) - 最近ソクミンペンになりました！最初の頃は笑いありで楽しませてもらってたんですが、読むに連れてティッシュが減る減る…。最後号泣しながら読んでました。無事二人が結ばれてよかったです！またお話楽しみにしてますね！ (2020年1月9日 13時) (
レス) id: 0134df88d3 (このIDを非表示/違反報告)
なちゅめ - 私ソクミンペンなんです！すごく嬉しいし、きゅんきゅんしました！続き読みたいです！ (2019年3月29日 13時) (レス) id: 26019e1dd1 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - そんな事言われたら、更に続きが読みたくなってしまった｡ﾁｬﾝﾐﾝとﾃﾞｼﾞﾁｬﾝの作品も気になるのに、こちらの続編も凄く読みたい。 (2019年3月25日 22時) (携帯から) (レス) id: 5673869410 (このIDを非表示/違反報告)
あやまろ(プロフ) - はなさん» ぞぞぞぞぞ続編？！書いてしまって良いのでしょうか？！ポルちゃんとの美味しいもの探検隊とか主役なのに存在感薄かったソックんとか旅に出た後のﾐﾝｷﾞｭとか書いちゃいますか？！←すぐ調子乗る（笑） (2019年3月25日 7時) (レス) id: 74f0e4a445 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - あやまろｻﾝお疲れ様でした(^∇^)ノ今回も、素晴らしい作品で、満足だけど、おかわりの続編が読みたい♪ｾﾌﾞﾁｲﾏｲﾁ分からないけど(笑)(^皿^) (2019年3月24日 21時) (携帯から) (レス) id: 5673869410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやまろ
| 作成日時：2019年3月10日 22時
