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無事薬を飲み終えた蓮は
ヒクヒク言いながら泣き続けてる
これ以上息が上がっても困るから、背中と胸をさすってあげながらお互いクールダウン
だんだん落ち着いてきて、涙も止まってきたから
辰「蓮？お薬頑張って偉かったよ。ちょっとお話しするね。」
ここからは、これからについてお話しタイム
辰「今さ、お兄ちゃんたちにいっぱい怒られて嫌だったでしょ。お兄ちゃんたちも蓮に怒るの嫌だった。でもね、お薬って蓮が苦しくならないために絶対に必要なの。、、ちょっと音聴いてみよっか」
聴診器を蓮に付けて、チェストピースを胸にあてる
辰「心臓さん、すっごいドクドク言ってない？」
蓮「んぅ、、」
辰「これね、蓮の心臓さんがすごく頑張り屋さんでいっぱい頑張っちゃってるよってことなの。、蓮もすっごい頑張り屋さんじゃん？蓮は疲れちゃった時どうする？」
蓮「、みんな、に、ぎゅー、して、もらう」
辰「そうね笑 みんなにぎゅーしてもらうね笑 じゃあさ、心臓さんは誰かにぎゅーしてもらえる？」
蓮「、、もらえ、ない、」
辰「そう。ぎゅーしてほしくてもしてもらえないの。だから、心臓さんはずっと頑張り続けちゃって、ここままだとしんどくなっちゃうの。そうなるとね、蓮もお胸さん痛い痛いになっちゃってしんどくなっちゃうの。ここまで分かった？」
蓮「うん、」
辰「そうならないために、蓮が頑張って苦いお薬ごっくんして、心臓さんに、頑張りすぎないでゆっくりしよ？ってしてあげてほしいの。、、、どう？心臓さんにゆっくりしてもらう為にお薬頑張ってみない？」
少し遠回りして話したけど
蓮はずっと真剣な顔して聞いてくれて
最後の俺の問いかけに、グッと口が閉めてから
蓮「おくすり、がんばる、、しんぞうさんに、ゆっくりねってする、、ｸﾞｽﾞｯ」
辰「ほんとに？蓮は優しいね！じゃあ、蓮がお薬頑張ってくれるなら、今度からゼリーにお薬混ぜてごっくんしよっか！ちょっと苦いかもだけど、いちごの味とかあるから、前よりか美味しいと思うよ！」
蓮「、、、れん、ぶとう、がぃぃ、」
大「にゃはっ笑 じゃあ、ぶどうにしようね！たっちゃん、蓮の好み全然分かってないね！笑」
蓮「うん、」
辰「うん、じゃないわ！、、よし、ご飯食べよっか！」
蓮「うん！！」
薬についての話し合いはお互い苦い時間だけど
ちょっとでも楽しい方向に進められるように、俺らも頑張んないとな
続く (更新停止中)
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作者名：あぁ | 作成日時：2022年12月3日 0時
