とある兄弟の物語 ２

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大介side


蓮が熱を出してから2日


一行に良くならず、、、、、


兄組は仕事と蓮の看病に追われる


今日は俺だけが休みで、カニューレのアラームが鳴る度に酸素量を調整したり、すぐにカピカピになる冷えピタを変えたりしてたらあっという間に、夕方になってチビ達が帰って来る時間


翔太と涼太が康二と真都を寂しくさせないように小学校まで迎え行って一緒に帰って来てくれてて、兄組は感激


今日も仲良く４人が帰って来て、いつも通りただいまとおかえりの挨拶を交わして、涼太以外はリビングに行ったんだけど、涼太だけ和室から出て行かず、どこか浮かない表情


大「涼太？どうした？体しんどい？大丈夫？」


心配になって、問いかけるとしっかりと頷いたんだけど、涼太の口から衝撃発言が


涼「ねぇ、大ちゃん。真都、熱あると思う。大丈夫って言ってるけど、結構しんどいそうかも。俺蓮のそばにいるから診てあげて？翔太も気づいてるから詳しいことは翔太に聞いてみて」


真都が熱を出すことは珍しいから驚きだけど、今この状況で涼太が冗談を言うわけがないからしっかり事実なのだろう


簡単に蓮の状態を話して早速真都のところに行こうとしたら、リビングからガタンという音と共に翔太が真都の名前を叫び、その後すぐに俺を呼ぶ声


ただ事ではないことはすぐに分かり、急いでリビングに行くとガタガタと震える真都と康二に真都の姿が見えないようにを抱き締めながら、真都のことを必死に呼ぶ翔太が


涼太の話しと真都の体がガタガタと震えてるこの状況は、すぐに何が起きたか分かる


熱性痙攣だ


大「翔太、大丈夫だから康二と一緒に涼太と蓮のところ行ってて？まい〜？大ちゃんいるからね。苦しいのすぐに無くなるからね」


不安そうにする翔太移動させ、俺は、服を緩めたり顔を横に向けたりしながら真都の様子をみる


ん？治まらない


通常は１〜２分くらいで治まるのに、もうすぐ５分


小さい時にも１回起こしたことあるけど、その時は２分くらいで治まったんだけど


やばいかも


そう思った時、なんと言うナイスタイミングで日勤だった３人が帰って来た


みんなの日頃の行いが良かったから神様が助けてくれたのかな


ありがとうございます！

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