Beautiful Girl 2 (ページ26)

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進撃のナスページ26

飛「疲れたー！！」

雄「その疲れたは絶対疲れてねぇ笑」

楽屋に入って開口一番に疲れたと元気に言った飛貴。疲れたの意味わかってる？

『今日夜公演の後テニス行くんでしょ？笑』

飛「うん！今日は180分レッスン！！」

雄「まじ体力おばけやん」

『その元気うちらにも分けてほしいよ』

私は初の少年たち。今年美少年が単独でやらせて頂くことになり、ようやくと言っていいのか参加した。

そしてお察しの通り、銀杏は今回うきなすと同じ楽屋です。つまりは騒がしいということです。帝劇では一人部屋確保されてたけど、少年たちは何故か2・2・3に別れました。欲を言うならふじたいと私の部屋が良かった。

飛「でもAだって普通に考えて体力おばけでしょ？だって男でもキツいのに平気で舞台立ってるし」

『まぁ体力には自信あるけど…走り回るLIVEよりは？まだ元気かな』

雄「岩本くんが言ってたよ。俺らの消費カロリーは尋常じゃないからAにたくさん飯食わせとけって」

『ははっ、体育の後って食欲無くなるタイプの人間だったから多分ご飯食べない笑』

飛「舞台を体育として扱わないで？笑」

笑顔だけどみんな疲れが顔に出ている。

雄「A今日セリフ覚える？あ、動画編集とかある？」

『んーん、朝終わらせてきたから今日は暇』

雄「じゃあ寝ようよ」

飛「俺も寝るー！！」

『お願いだから飛貴もう少し眠そうにしてて？』

3人でゴロンして数秒後。

雄「寝た？」

『寝てないよ』

雄「寝た？？」

『だから寝てないって』

何この子うるさいんですけど。その辺にあったどっちかの服をなすびの顔に被せとく。これで静かになるだろ。

雄「いっちー！！」

『うるさいっ笑』

飛「那須静かに。」

『ねぇ変顔やめて笑』

飛び起きて変顔してきた。ダメだこりゃ。かまちょモードに入ってる。仰向けで寝てたけど視界がうるさいから飛貴の方に寝返りを打って腕枕をしてもらう。

雄「おーいお前らいちゃつくなよ」

『那須くんがうるさいんだもん』

雄「わかったわかった、静かにするよ」

違う。顔がうるさい。私たちのことをじーって見つめれば、変顔をしてくる。飛貴は笑いをこらえきれてないし。

飛「那須！ほらちゃんと寝るよ」

雄「はーい」

飛貴が私たちの間に紙袋をセットした。やっと静かになったと思ったら、

『はははっ！！』

飛「だるいってまじで笑笑」

雄「HAHAHA!」

ナスが音楽で進撃してきた。結局楽しすぎて寝れなかったよ。