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鬼殺隊に入ってから兄さんは無茶ばかりするようになった。まるで死に急いでいるみたい。
だから言ったんだ。
「もう二人も見殺しにしたんだ。いいかい?僕と兄さんは一蓮托生だよ。僕を置いて兄さんだけ死んで許されようって言うのかい?そんなのあんまりだ。」
兄さんってば根が良くてちょっと抜けてるから、この言葉を信じたんだ。
姉さんも錆兎も守ろうとした兄さんを止めたのは僕で、見殺しにした責任は僕にしか無いのに。なんて可愛いんだろう。
誰かが言ってたなぁ。「死ぬほど鍛錬する」って誰だったかな?可愛い子だったと思うんだけど。どうでもいいや。僕が強くなれば、兄さんの負担も減るからね。
それから鬼を切って、切って、切りまくって気づくと6年経ってた。その間に僕と兄さんは甲になってた。
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設定タグ:鬼滅の刃
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作者名:みかん | 作成日時:2019年11月9日 17時