あと少しの命なら (ページ10)

今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:671 hit

新転校生ページ10

俺は今日、理事長室に呼ばれた。

あの人は何を考えているのかわからないからやりにくい。

それにおれは防衛省という立場だから、逆らうことが出来ない。

烏間「なんの誤用なんでしょうか、貴方からのお呼ばれとは。」

理事長「１つお伝えしておきたいことがありまして。
実は明日からE組に新しい生徒が加わることになりました。」

烏間「これは！」

机の上に置かれた紙に書かれている名前には聞き覚えがあった。

理事長「北山静香さん。
彼女はつい最近まで病院で治療を受けていて、まだ本調子ではありません。
暗殺の方もまだ参加できないようです。」

烏間「！」

理事長「ですが、我が学校の生徒の一人ですので、よろしくお願いいたしますね、烏間先生」

渚said

結局、疑問を残したまま終わってしまった。

浅野君は何か知っているようだけど、全ては知らないって感じだし。

まだ何もかも曖昧なままだ。

それに、今朝来た烏間先生からのメール

『明日、新しい生徒がE組に加わることになる。驚くだろうが、仲良くしてやってくれ。』

どうゆう意味なんだろ。

登校中に会うみんなと挨拶を交わせば、話の話題になるのは当たり前。

どうしても、あれこれと考えずにはいられなかった。

殺センセイ「さて、皆さん。今日は新たなE組の生徒を紹介します。」

ガラガラッ

北山「北山静香です。よろしくお願いします」

E組「え？！！！」

誰がこんなことを予測できただろうか

そんな僕たちをほっておいて、彼女は前に歩き出した。

その先はAさんのところ。

A「本当に来たんだね、待ってたよ、おかえり」

北山「待たせてごめんね、ただいま」

どうして・・・

どうしそんな顔をしていられるの・・・

僕たちが今まで彼女に抱いて来た感情は黒いなにか

だけど彼女が抱いてるのは、少なくとも黒いものではない。

戸惑いのいろもないまま・・・