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【 YOU 】
全然 … 気がつかなかった
1ヶ月以上も前のことを
昨日のことのように話す ホソクさん
私を認めてくれているのか …
それは分からないけれど
私のことを話すその顔は
笑っていた
JH「 ジョングガ
この子のダンスも 、歌も
まだ何も見てないのに
『 認めない 』の一点張りは良くないよ 」
JK「 …… そう 、ですね 」
JH「 明日また練習が始まる
その時に見てみればいい 。この子の実力 」
完全には納得がいかない様子のジョングクさん
だけど 、少し考える素振りを見せて
口論は収まった
JN「 とりあえず … 今日はもう寝よう ?
明日も早いし 、みんな疲れてるでしょ 」
RM「 そうですね
ほら 、寝る準備するぞ 」
デビュ ー を控えてると言っても
立場はまだ 練習生
8人で暮らすには 少し狭くて
寝室も8人一緒
布団を横並べにして
そこに 川の字になって寝る
「 ……… 」
SG「 … どうした
寝ないのか ? 」
「 え 、あ … いえ … 」
キョトンとした顔で
私に話しかけてくれた ユンギさん
そりゃそうだ
1人 、布団の横で突っ立ってるんだから
だ 、だって …
「 わ 、私は
どこに寝ればいいんでしょうか … 」
1人で過ごして
1人で起きて 寝て
そんな生活をしてきたのに
誰かと一緒に眠るなんて …
初めてでどうしたらいいか分からない
それに男の人だよ ?
社長くらいにしか免疫がないのに
今日初めて会った人と …
SG「 … あ 〜
そういうことか 」
私の思いが通じたのか
キョロキョロと辺りを
見渡すユンギさん
他の皆さんは
きっとお疲れなんだろう
自分の所定の位置で寝る体勢
SG「 … ん 。ここ来い 」
少し迷った挙句
ユンギさんが指差した先は
1番端っこで
ユンギさんの隣
すごい緊張するけど
本当は … 1人がいいけど
「 し 、失礼します 」
SG「 ん 」
隣がユンギさんだから だろうか
無口で 怖い印象なのに
変に安心する
ユンギさんに背中を向けて
なるべく場所をとらないように
端に寄った
は 、早く寝ないといけないのに …
目はなかなか閉じてくれない
心臓がうるさく音を立てて
体中に血が巡る
.
.
“ グイッ ”
*
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(名前)(プロフ) - 面白かったです!!続き楽しみにしてます(´;ω;`) (2017年12月25日 13時) (レス) id: 993162a847 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 初めまして読ませていただきました!!とても面白かったです最新楽しみにしていますがんばって下さい (2016年10月11日 21時) (レス) id: 496743fc00 (このIDを非表示/違反報告)
もか - 毎日毎日更新まだかな?って待っています!早く書いてくれると嬉しいです!更新楽しみです! (2016年10月11日 20時) (レス) id: 31044160ce (このIDを非表示/違反報告)
かれん - この作品最高〜!早く続きだしてくださいー!最近更新されてなくて残念… (2016年10月10日 16時) (レス) id: 31044160ce (このIDを非表示/違反報告)
はるっち - おもしろずぎです!早く続きがみたい!更新まってます! (2016年10月6日 13時) (レス) id: ff215197df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ち ョ ん さ | 作成日時:2016年9月11日 21時