＃２１ ページ21
【 ＹＯＵ 】
自分のことを人に話すのは
初めてだった
決して綺麗ではない
私の過去
全てを話した後
不意に抱きしめられた
… ジョングクさんに
反射的に
体がまた震えだしてしまう
でも
JK「 家族 … いるから
僕らが家族だから
Aの居場所は 、ここだから 」
『 家族 』
聞き慣れないその言葉
ジョングクさんの
声が 、温もりが
あまりにも優しくて
.
.
離して欲しくない
だから少しだけ
服の端を握りしめた
SG「 … A
過去に何があったとしても
俺たちはもう他人じゃねぇ 」
JM「 そうだよ
ジョングギの言う通り
僕らもう家族だもん 」
RM「 １人で悩むな
俺らはお前を
１人にしたり しない 」
目の前にいる７人の瞳が
私を真っ直ぐに捉える
「 … はい … ！ 」
もう震えてはいない
大丈夫
安心できる 、この７人なら
目を閉じて
ジョングクさんに体を預け
思いっきり抱きついた
JK「 わっ … ！
ちょ 、急にやられると … // 」
TH「 ねぇずるい ！
A ！
おっぱのところにもおいで ！ 」
「 お 、おっぱ … ？ 」
JH「 … あぁ 、そっか ！ 」
ヤイヤイと騒ぐ テヒョンさんをよそに
ホソクさんが手をポンと叩き
何かをひらめいた素振りを見せる
JH「 それだよそれ
な ー んか距離があると思ってたんだ 」
JM「 距離って ？ 」
JH「 Aさ
俺らのこと “ さん ” 付けで呼ぶだろ ？ 」
RM「 あぁ 、確かに … 」
JH「 ねぇA
試しに “ おっぱ ” って呼んでみ ？ 」
「 えっ ！？ 汗 」
TH「 ねぇ俺 ！
俺のこと呼んで ！ 」
“ おっぱ ”
その言葉の 意味は知ってるけど …
期待した目で私を見つめる テヒョンさん
一重の大きな目が
子犬みたいにウルウルしてる
「 て 、テヒョン … っ 」
TH「 ん ？ もっかい ！ 」
.
「 テ 、ヒョン … おっぱ … 」
.
TH「 … やば
A 〜 ！！ 」
“ ギュウウウッ ！ ”
「 ちょ … ！ 痛いです ！ 汗 」
結局この後
全員おっぱと呼ぶことに
あ 、でも
ジョングクさんは同い年だから
なんで僕だけ … って拗ねてたっけ 。笑
今日からが本当の始まり
私にも
『 家族 』ができました
*
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(名前)(プロフ) - 面白かったです！！続き楽しみにしてます(´；ω；｀) (2017年12月25日 13時) (
レス) id: 993162a847 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 初めまして読ませていただきました!!とても面白かったです最新楽しみにしていますがんばって下さい (2016年10月11日 21時) (レス) id: 496743fc00 (このIDを非表示/違反報告)
もか - 毎日毎日更新まだかな？って待っています！早く書いてくれると嬉しいです！更新楽しみです！ (2016年10月11日 20時) (レス) id: 31044160ce (このIDを非表示/違反報告)
かれん - この作品最高〜！早く続きだしてくださいー！最近更新されてなくて残念… (2016年10月10日 16時) (レス) id: 31044160ce (このIDを非表示/違反報告)
はるっち - おもしろずぎです！早く続きがみたい！更新まってます！ (2016年10月6日 13時) (レス) id: ff215197df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ち ョ ん さ | 作成日時：2016年9月11日 21時
