＃１８ ページ18
【 ＪＮ 】
さっき Aに
夕飯は何がいいかと聞いたら
まさかの返事が
『 キムチ 』だった
そんなのいつでも食べれるよ ？
本当にこの子は … 不思議な子
「 よし 、作るか … ！ 」
まぁ … いいよね
いつも通りで
お気に入りのピンクエプロンを身につけ
腕まくりをしたところだった
『 あの … ジン 、さん 』
「 ん ？
あっ 、A 」
キッチンに顔を出したのは
相変わらず オドオドとした A
「 どうした ？
なんか飲む ？ 」
『 あっ 、いえ … そうじゃなくて
その … お手伝い 。したいと思って 』
「 … まさか料理 ？ 」
『 はっ 、はい ！ 』
こ 、こんな日が来るなんて …
今まで 他の６人は
手伝いにすら来なかった
強いて言うならジミンがたまに
ナムジュンに関しては
もはやキッチンに入れたくもないな
「 ん 〜 … じゃあ
この野菜切ってくれる ？ 」
『 分かりました 』
「 … おぉ 。上手上手 」
『 よく作ってたんです
自分のご飯 』
そういえば
ここに来る前の Aのことを
僕らは 全然知らない
でも明らかに
他の子とは違う雰囲気を持った A
今はまだ
そこまで彼女の中に踏み込んでいいのか
正直 戸惑いがある
肉を炒めながら
チラッと Aを盗み見ると
真剣な顔して 野菜を切っていて
なんだか もどかしい気持ちになった
.
「 みんな ごは ー ん ！ 」
Aへの歓迎の気持ちも兼ねて
ちょっぴり豪華な夕食
手伝ってくれたお陰もあって
いつもより早く作ることができた
JH「 え … なんか今日違う 」
JK「 … ( ゴクリ ) 」
TH「 めっちゃ美味そう ！
いただきま ー す ！ 」
JM「 こらテヒョア ！
みんな揃ってからでしょ 」
ご飯１つで
こんなにもうるさい 僕ら 。笑
よほどお腹が空いていたのか
ちゃんとみんな揃ったところで
一斉に食べ始める
SG「 … これ
ヒョンの料理じゃない 」
JN「 あぁそれ ？
そのチヂミはAが作ったよ 」
SG「 ふぅん … 美味いじゃん 」
RM「 ほんとだ 。ごま油じゃない … 」
「 ちょっとナムジュナ 」
聞こえてるんだけど
まったく失礼なやつめ …
Aは何が好きなんだろう
チラッと見てみると
箸の動きが止まっていた
*
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(名前)(プロフ) - 面白かったです！！続き楽しみにしてます(´；ω；｀) (2017年12月25日 13時) (
レス) id: 993162a847 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 初めまして読ませていただきました!!とても面白かったです最新楽しみにしていますがんばって下さい (2016年10月11日 21時) (レス) id: 496743fc00 (このIDを非表示/違反報告)
もか - 毎日毎日更新まだかな？って待っています！早く書いてくれると嬉しいです！更新楽しみです！ (2016年10月11日 20時) (レス) id: 31044160ce (このIDを非表示/違反報告)
かれん - この作品最高〜！早く続きだしてくださいー！最近更新されてなくて残念… (2016年10月10日 16時) (レス) id: 31044160ce (このIDを非表示/違反報告)
はるっち - おもしろずぎです！早く続きがみたい！更新まってます！ (2016年10月6日 13時) (レス) id: ff215197df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ち ョ ん さ | 作成日時：2016年9月11日 21時
