＃１６ ページ16
【 ＹＯＵ 】
『 ごめん 』
その言葉の意味を
私は理解できない
なんで謝るんですか … ？
キョトンとしている私に
ジョングクさんは続けて言う
JK「 僕 … 間違ってた
踊りもろくに見てないのに
勝手に決め付けた 。認めないって 」
「 ジョングクさん … 」
JK「 今ならわかるよ
社長があんたを 、メンバ ー にした理由 」
恥ずかしいのか
ジョングクさんは
高い鼻を右手でかすめながら
ボソボソと話す
JK「 僕 、女は苦手だし
人見知りだし … だけど
その … これから 、よろしく … 」
目線を合わせるように
座っていた私の前にかがみ
遠慮がちに出された
大きな右手
これは … その
“ 認めてくれた ”
そういう事で … いいの … ？
「 わ 、私こそ …
よろしくお願いします … ！ 」
そうだと自覚した瞬間
嬉しくて 嬉しくて
差し出された右手を
両手でぎゅ ー っと握りしめて
ブンブン振った
そしたらジョングクさんは
今まで見たこともないような
キラキラした笑顔を私に向けて
JK「 なんだ … あんた
そんな風に笑えるんだ 」
そう 、言ったんだ
笑ってる … ？
私が … ？
無表情になってしまう事が多い私
だから常に気を張って
ニコニコしていたつもり … なんだけど
SG「 確かにな
お前ぜんっぜん笑わねぇんだもん 」
TH「 笑顔かわいいんじゃん 〜 ♪
マンネって感じする ！ 」
「 あの 、ごめんなさい
笑っていたつもり 、なんです … 」
JM「 はぁ ！？あれで ！？
笑顔はこうやって作るんだぞ ー っ ！ 」
周りに皆さんが寄ってくれて
優しい笑顔を向けてくれる
こんなに あったかいんだ
仲間がいるって … こんなにも
ジミンさんは私の頬を
両手でぐ ー っと引っ張って
無理やり笑顔を作る
「 じ 、ジミンひゃん … いひゃいれす
( ジミンさん … 痛いです )」
JK「 ぷっ … 変な顔 。笑 」
JH「 すっかり仲良しだね 。笑
… よかった 」
ホソクさんの笑顔は
他の皆さんと違う
安心したような
ホッとしたような瞳
ホソクさんがいなかったら
こんな風に 打ち解けられなかった
ありがとうございます … ホソクさん
.
RM「 これからよろしくな … A 」
初めて呼ばれた
私の名前
その声の響きは
一生忘れません
*
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(名前)(プロフ) - 面白かったです！！続き楽しみにしてます(´；ω；｀) (2017年12月25日 13時) (
レス) id: 993162a847 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 初めまして読ませていただきました!!とても面白かったです最新楽しみにしていますがんばって下さい (2016年10月11日 21時) (レス) id: 496743fc00 (このIDを非表示/違反報告)
もか - 毎日毎日更新まだかな？って待っています！早く書いてくれると嬉しいです！更新楽しみです！ (2016年10月11日 20時) (レス) id: 31044160ce (このIDを非表示/違反報告)
かれん - この作品最高〜！早く続きだしてくださいー！最近更新されてなくて残念… (2016年10月10日 16時) (レス) id: 31044160ce (このIDを非表示/違反報告)
はるっち - おもしろずぎです！早く続きがみたい！更新まってます！ (2016年10月6日 13時) (レス) id: ff215197df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ち ョ ん さ | 作成日時：2016年9月11日 21時
