ハンサムガール

韓国 1 ページ24

その日は、夕方までの時間が長かった。
事務所の練習室で、ダンスレッスンだった。

イェソンヒョン、しっかりお願いしますっ

ついつい、睨んでしまっていたようで、

SM「顔っ。怖いって」

何度か突っ込まれてしまった。


それでも何とか予定通りに空港へ到着。

いつものように、帽子とマスクを装着して到着ゲートで待つ

LA便の乗客がどんどん出て来るのに、Aの姿が見当たらない

痺れを切らし、携帯に手をかけた時、Aが小学生位のアメリカ人の男の子と手をつないで出て来るのが見えた。

僕を見つけると、軽く手をあげ微笑んだ

それだけで、僕の心臓はキュッと音をたてた。


Aは、男の子を迎えに来ていた祖父母であろう人に送り届け、握手をして何度も振り返る男の子に手を降り、見えなくなると、僕の所へ走って来た。

A「お迎えありがとう！！
お待たせ。久しぶりだね、元気にしてた？」


KH「ようこそ、韓国へ
登場の仕方が何かAらしいね。
飛行機は、快適だった？」

A「そうなの^ ^
可愛い男の子が隣でね。
エライのよ、あんなに小さいのに1人でロスからおじいちゃんに会いに来たのよ！」

Aのスーツケースを受け取り車に積む。

KH「じゃあ、さっそく韓国を案内するよ。」

A「楽しみ^ ^ お願いします」

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