先輩。好きです。孤爪研磨

初めてのバレー部。貴方side ページ4

あれから数日。

あの後無事にゲームも買って、ゲームをして目の下にクマを飼いだした。

でもおもしろいから止められない！
そして分かったことがひとつあった。

あのロードワークしてた2人はバレー部らしい。

音駒のバレー部は昔強豪で一時衰えて。でも最近はまた全国を狙える力をつけたと聞いた。

そしてあの2人は2年生で山本先輩と孤爪先輩と言うらしい。

というのも友達が男子バレー部のファンらしいのだ。
そして今日。
バレー部の見学に行こう。
と誘われてただ今体育館の前に居ます。

久しぶりの放課後の体育館。
懐かしさとドキドキ感が止まらない。

少しの緊張と大きなワクワク感を持ちながら私たちは体育館に入った。

中は少し暑くて。
人の声が聞こえる。

私たちは邪魔にならないように上のギャラリー席へ。
そこには何人か生徒がいたが割と静かに見ていて私達も静かに見守ることにした。

モヒカン先輩はスパイカーっぽい。
プリン先輩は
あ、セッターなんだ。

意外だと思ったのは数分。
すぐにその考えは消えた。

だってすごく人のことを観察している感じがしたから。

対人パスの時は
オーバー上手いなーってくらいにしか思わなかったけど。
だんだん
人のことを見ていて、そして負けず嫌いなんだってことも知った。

セッター全員がそういうタイプではないと思う。
でも
チームの脳のような存在のプリン先輩が


物凄くかっこよく思った。

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