検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:2,179 hit

#4 ページ6

《まず…どこから知りたいです?》

…え、そうくるとは思って無かった。

「え、じゃあ…お前誰?」

うん。最初の疑問だ。
俺の状態についても聞きたいが、まずお前の事だわ。

《えっ!私の所からですか?
…簡単に言いますと…貴方の使いですね。
つまり、貴方は私のご主人でございます。》

「や、意味分かんねぇよ。主人とか、人生のサポートとか、使いとか。」

《貴方が望んたんじゃ無いですか?》

「は?」

《貴方がこの世界を壊したいと、狂わしたいと願ったんじゃないですか?だから私は貴方のその望みを叶わせる為に来たんですよ?》

…っ!何…この威圧感。
多分…普通に言ってるんだろう。

《どうしました?》

「それが…どう関係あるんだ?確かに…死ぬ時に望んださ。でも…」

《えぇ…それで貴方はスイッチを押しました。それで契約は成立です。『Guiltyroad』は貴方の望みを叶えるアプリ。そして、私はその望みの為にサポートしていく使いです。》

「…何となく分かった。…使いとは、そのアプリ使ってる奴ら全員なのか?」
もしそうなら、コイツ量産型だな。

《いえ、違いますよ。貴方だけです。》

「なぜ?」

《貴方はポイントが既に100万P貯まっています。ランクはS、Sランクの人のみ私の様な人がそれぞれついています。まぁ、Sの人なんて、今の所貴方だけですがね。》

「俺…だけ。」

《はい。つまり貴方はGuiltyroadのトップ。誰も貴方に逆らえない。》

逆らえない…

《Sランクの貴方は、ミッションの内容を指示出来る。内容に寄っては、世界を壊すことも可能ですよ?》

…っ!そんな事が有り得るのか…。
それって…!!

《貴方が言う、つまらない世界を壊す事が出来る。壊すもよし、狂わすもよし。どうです?》

「興味が湧いた…。俺に手を貸せ。」

ニヤリと翔は笑う

《そう言ってくれると思っていました。》

微笑みかけるソイツ

…あ、名前聞いてなかった。

「お前名前は?」

《無いです。はい。道化師とでも、ピエロとでも、好きなように。》

そう言ってソイツは笑う

「…じゃぁお前はベル」

《ベル!?ご主人、貴方名前付けるの壊滅的に下手ですね。》

馬鹿にする様にベルは言う

「うるさい!!お前のそうリンリンうるさいからベルにしたんだ!!」

《酷い!!でも…》

?フット笑ってベルは言う

《気に入りました。…それじゃ宜しくお願いします》

「あぁ…宜しくな。」

《えぇ…宜しくお願いします…ね?》

不敵に2人は笑った。

#5→←#3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (16 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
設定タグ:裏切り , オリジナル , ゲーム , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:紅月彩
作成日時:2018年1月7日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。