ヤヴァイ人と遭遇した。まふまふ ページ7
「あー……ニーティングしてぇ」
大学の授業が終わって、ずっと板書していたせいで凝りまくった肩と、つった手を揉みながら歩く。
行きたくない。ニートしてたいとは思うが、行かなかったら、ままんに殺される。ゴリラよりゴリラのままんむっちゃ怖いもん。
「うえっ、寒気してきた。」
そんな寒気は、とある別のことで一気に増したのだった。
アパートの階段を登ろうとしている時、全身真っ黒な人が前から降りてきた。
いや、正確には、頭は白かった。
え、なんか怖いこの人。
若くして白髪なのか…可哀想に。南無阿弥陀仏
出来るだけ関わりたくはない…が、この階段の幅だとあの人が降りるまで待つしかない。
さて、どうしようか。
こっから引き返してもいいけど変な人認定されたくない。
「なにしてるんですか？」
その声は、名の知らぬプリンの人！
『家お邪魔してもいいですか？』
「友達来るけど良いならどうぞ。」
『大丈夫です！お邪魔します！』
せめて、あの白髪さんが居なくなるまで！！と願い、プリンの人の部屋で縮こまる。
「あのね、プリンの人じゃなくて天月って言うの。もぅ、よろしくね？ヒキニーちゃん。」
「うわキモっ…何故知ってる！？え、え、うわぁ……あぁ」
「96猫に教えて貰ったの！」
あぁ、あの陽キャさんか。
話しちゃったのね、個人情報。
そう言うのは、慎まきゃ駄目ですね。
まぁ、そこまで気にしてないんだけどさ。
世の中色んなこと気になってちゃ死んじゃうよ。
「はぁ、ビックリしましたけど…よろしくお願いします。ヒキニートです。」
「うん、改めてよろしくね。天月です。」
この人は常識人だ。と思った。
安心出来るな。
ホッとし、安堵のため息を付いた、その時___
「天月〜着いたよ〜！………！？」
「！？」
「あ、まふ。早いね〜」
え、え、何故若くして白髪の人がおるのですか！？
あぁ、友達来るって言ってたなぁ！！
もうやだ。全部忘れて
二ーティングしてぇ
続く (更新停止中)
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作者名：紅月彩 x他1人 | 作成日時：2018年9月22日 14時
