#93 音の方へ ページ19
巧が先導を切り、一部震えながら、音のした方へと向かう。
未だにピアノの音は鳴り止まない。
何かの曲である事は間違い無いのだけど、途切れ途切れ聞こえる為、何の曲か判定しにくい。
されに、途切れ途切れの音の為、恐怖が倍増されているのは、言うまでもない。
「あ、彩ちゃん……」
「…ん?あぁ、咲夜どしたの?」
すると、咲夜の頬が紅く染まり、私のシャツの袖を引っ張って、言った。
「怖いから…手、繋いでて良い?」
ん”ん”ん”ん”ん”ん”ん”ん!!!!!!!!!
咲夜ちゃん可愛ええ〜!
護りたいわぁー!
「もちろんだとも!」咲夜の前に跪き、「姫を護るのは、騎士の役目ですから。」
「あ、ありがとう!!」
可愛いっ!!
咲夜の周りにお花が飛んでいて、とても嬉しくなりました。
ーその頃、男子4人ー
「どんまいだな、一輝。」
「?何がだ??」
神妙な顔で一輝の肩を叩く圭と……
「たっ、巧!」
「え?何〜?アレ、やりたいのぉー?
もぉー大牙ってばァ〜〜
男子より女の子と繋ぎたいから。」
「ガーン」
チラチラと彩の方を見た大牙を、綺麗に論破する巧であった。
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紅月彩(プロフ) - 水無月鈴風さん» ありがとうございます!!更新がんばります! (2018年5月21日 16時) (レス) id: 12d23b88e4 (このIDを非表示/違反報告)
水無月鈴風 - めっちゃ面白いです!これからも、更新頑張ってください! (2018年5月21日 12時) (レス) id: f30372dcff (このIDを非表示/違反報告)
紅月彩(プロフ) - 鵲 昴さん» 説明無しの俺氏←←大丈夫だよー (2018年5月11日 6時) (レス) id: 36ed1e2b30 (このIDを非表示/違反報告)
鵲 昴(プロフ) - 紅月彩さん» そーなんだ!ごめんね (2018年5月11日 6時) (レス) id: d8d70887c8 (このIDを非表示/違反報告)
紅月彩(プロフ) - 鵲 昴さん» あぁ、アレ、アレで合ってるよ。一宮咲夜で、咲くだから、桜で桜ノ宮なの。偽名、偽名 (2018年5月11日 5時) (レス) id: 36ed1e2b30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅月彩 | 作成日時:2018年4月8日 14時