#1 ダンディイケメン、忍田さん ページ2
私は自分のSEを使って、ボーダーの中を歩いて行く。
私のSE『透視』は、『千里眼』のような力を持ち合わせており、建物が透け、その先にいる人や物が見える。
少し先の場所や人が見えると言ったところ。
さぁて、知ってる人はどこだ〜！
キョロキョロと目を動かす。不審者に見られたのだろうか、少し周りから距離を置かれている気がする。悲しい。
カランと歩く度に音がして、思わず首元のネックレスに触れた。私のトリガーだ。
それで遊びながら歩いていると、少し先に知り合いが見えた。
おぉっ！あのイケメンは……！！
「し、の、だ、さぁーーん！！お久しぶりですね！！」
私は忍田さんに向かって抱きついた。
あれ…？反応無し？？
ハッ！まさか、まさか、人違いか！？
「えー！！こんなダンディイケメン忍田さんだけだと思ったのにぃ〜！」
これは、間違えてしまったか。
謝って無かったことにしよう。
「すみません、人違いでした」
綺麗なお辞儀をかまし、去ろうとした直後
「ま、待て！！」
腕を掴まれた。
なんだなんだ、これから私は、城戸さんを探さないといけないのだぞ！
そう思って振り返ると、忍田さんはまるで死人を見るような目でこちらを見てきた。
「…？」
「お、お前、まさか……いや、だが。もう死んでるハズ……」
おいなんだ、忍田さんに似ている兄ちゃんよォ。私はこれから城戸さんを探すんだぞ。
「忍田さん似だからって、私の腕を触ってはいけないのだぞ！ 私はこれから、城戸さんを探すんだ！」
その言葉を聞いた直後、忍田さん似のお兄さんは破顔した。
「やっぱり…お前、柊Aか！？」
…え？
「本物ぉ！？」
「生きていたのか！何処にいっていたんだ！」
そう言って、私の顔をぺたぺた触る。
どんだけ動揺しているんだ、忍田さん。
「何とか、死ななかったんだ〜！褒めて、褒めて〜！」
「いったいどうやって……とにかく、無事で良かった」
おぅ？忍田さんが泣きそうだ。
ダンディイケメンの泣き顔は、撮っとかないと
「柊、カメラを構えるなカメラを」
「ちぇー」
私は大人しくカメラをしまった。
「どうやって入った？」
「普通に」
「え？」
「堂々と」
「……そうか」
「あっ、城戸さん何処にいる？戻ってきた事伝えないと！」
「私が案内しよう」
「ありがとう！」
忍田さんが案内してくれるらしいので、ついて行くことにしました。
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佑妃奈(プロフ) - ��がいいです！ (2021年12月2日 17時) (
レス) id: f264ee5bd6 (このIDを非表示/違反報告)
りいしゅうしゃん(プロフ) - はじめまして、よければ名前を変えれるようにしてほしいです！わがまま言ってすみません。応援しております。頑張ってください。 (2021年12月2日 16時) (レス) id: 4cc67b4506 (このIDを非表示/違反報告)
＊舞夜＊(プロフ) - アンケートできないのでこっちにコメントしときます！ �，�いいです！！ これからも忍田さんとの絡み楽しみにしてます(^▽^)/ (2021年11月16日 18時) (レス) @page45 id: a571a62cd6 (このIDを非表示/違反報告)
紅月彩(プロフ) - みくさん» 本当ですか！？ 教えて下さり、ありがとうございます🙇♀️🙇♀️ 限定共有の形になっていたので、リンク知ってる人皆出来る、の形にしたのですがアンケートできるでしょうか……😓 (2021年11月8日 13時) (レス) @page45 id: bda5f23807 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - すみません…アンケートのリンクに入れないです…コメントで話しましたが一応アンケートの方にもしとこうと思ってて… (2021年11月8日 12時) (レス) @page45 id: ee1511a796 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅月彩 | 作成日時：2018年2月25日 16時
