#38 合流 ページ41
「圭はどーこだ!!」
2人を探すよう、咲夜に命令された、彩と巧は倒れている敵をかき分けつつ、歩いていた。
「疲れたぁ〜。彩ちゃん、探す?」
もはや、探すことに飽きた2人、しりとりをしながら、2人を探すことにした。
「少しでも早く見つけないと、咲夜に怒られるし…咲夜怖いし…。」
「しょうがないよ、だって見つかんないしさぁ。」
「あっ…!じゃあさ、巧の異能力使って探そ!」
「そうする〜?まぁ、使った方が早いしねぇー」
そう言って、巧は異能力「読み取る目(アナラーザーアイ)」を発動させる。
巧の目の前に、歯車の様なものが出てくる。
歯車が周り、ここにある全ての情報が吸収されて行ってる。
巧は、その場でぐるりと一周し、2人がいる場所を探す。
流れてくる、膨大な数の情報の中から、巧は即座に必要な情報のみを、ピックアップさせた。
「うん…見つけたよ。」
「マジ!?どこにいる?」
そこで彩はハッ!と気がつき、うなだれた。
そんな彩を見て、巧はゲラゲラ笑っている。
「はいwww負けーww!!僕の勝ちぃwww!!」
彩は「クソぉっ!」と言って、地面を蹴った。
「あーもういいよ…。で、どこにいたの?」
「こっち〜」
ついてきて〜とでも言うのか、巧は2人がいる場所に向かって走り出した。
彩は、巧を追いかける様にして向かった。
走っていくと、圭と大牙が突っ立っているのが分かる。
2人も彩達同様、彩 巧 一輝 咲夜 を探しているようだった。
彩と巧はそんな2人に向かって走り、近づいていく。
「けーい!やっ、ほー!」
にゅっと圭の後ろからいきなり姿を現す彩
「なんだぁ〜大牙、もう戦っていないのぉ〜」
パーカーのポケットに手を突っ込みながら、つまんなそうな顔をする巧
そんな2人の姿に2人は、安堵すると同時に、圭は彩に驚かした罰として制裁を加え、大牙は何故か、彩が圭にしたドッキリにびっくりしていた。
当然、巧はそんな大牙を笑いながら映像に残している。
「2人とも見つかったんだね〜!」
「む…!」
遠くから走ってくる、見慣れた影
咲夜と一輝である。
一輝と合流した咲夜は、圭と大牙のだいたいの場所の目安を聞き、探してきたのだ。
さほど時間は経っていなかったが、久しぶりの再開の6人。
自然と、今までの戦いの記録を話す様になっていた。
「それでな、大牙は空の上でビビっててさ…○○が△△で…」
まぁ…世の中そんな甘くはないもんで。
突如 大聖堂の温度はマイナスに変わる。
時刻は9:25
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紅月彩(プロフ) - 千早さん» ありがとうございます!励みになります! (2018年2月15日 18時) (レス) id: 36ed1e2b30 (このIDを非表示/違反報告)
千早 - 面白かったです! (2018年2月15日 9時) (レス) id: 28c0056888 (このIDを非表示/違反報告)
鵲 昴(プロフ) - 佐久間出てきた(笑) (2017年12月3日 20時) (レス) id: 0eb3fb4283 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅月彩 | 作成日時:2017年11月30日 19時