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#27 小心者? ページ30

「一輝!大牙!大丈夫か!?」

敵と距離を保ちながら、遠くにいる2人に向かって俺は叫ぶ

「大丈夫だ!」

「俺も!」

2人は無事らしい。

それが分かれば充分だ。
俺は目の前の敵に集中する事にした。


「オラオラオラァ!!」

くそっ!

敵は剣を振りまわして迫ってくる。
俺の異能力は龍だ。小回りが全くと言っていいほど聞かない。

そのため俺は、白龍を龍の状態から人形に戻し、傍で護衛をさせている。

故に2対1

数は俺の方が有利だ。

「お〜い。反撃してこないのぉ?」

ムカつく顔してんなぁ…。
その耳に付けてるピアス引張って、耳ちぎってやろうか!?

「背ぇチビの癖に、心も小心者かぁ?」

『圭、これは徴発だ。乗るなよ。』

「分かってるって!!」

そう言って俺は敵に向かって殴り掛かる

『圭…それは“分かる”とは言わない。まんまと徴発に乗ってるじゃないか。』

背後で白龍が何かほざいているが、気にしない!まずはあのムカつく顔を再起不能にしてやるわ!!


『あ、悪人面はやめてください…圭。』

#28 反撃開始だ→←#26 爆発



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設定タグ:異能力 , 学園 , オリジナル   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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紅月彩(プロフ) - 千早さん» ありがとうございます!励みになります! (2018年2月15日 18時) (レス) id: 36ed1e2b30 (このIDを非表示/違反報告)
千早 - 面白かったです! (2018年2月15日 9時) (レス) id: 28c0056888 (このIDを非表示/違反報告)
鵲 昴(プロフ) - 佐久間出てきた(笑) (2017年12月3日 20時) (レス) id: 0eb3fb4283 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅月彩 | 作成日時:2017年11月30日 19時

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