9月8日 誕生祭まであと8日「吉良ヒロト」 ページ24
2日目の今日は、
いろんなところにドライブ。
まずは空気のきれいな丘の上。
次にショッピングモールでお買い物。
「あっ、これヒロトに似合いそう」
「どれどれ？」
そう言って見せたのは斜めストライプな緑基調のタイ。
「…なるほど。俺だったら選んでないタイプだけど、Aが言うなら気になるな」
「うんうん、いつも黒系だしこういう濃いめの緑も似合うと思うんだ」
「そっか。じゃあ明日からこれをつけていこうかな」
そう言ってヒロトはそれをもってレジへ行き、そのまま買ってきた。
「わたしがプレゼントしたかったのに」
「いいんだ。選んでくれただけで素敵なプレゼントだよ」
そのあとお昼をフードコートで食べて、
また少しドライブを楽しんだ。
＊＊＊
気がつけば寝てしまっていたらしく、辺りはそこそこ暗くなっていた。
「あっ、ごめん、寝ちゃって…」
「いいんだよ。俺の運転、安心してもらえてるんだって思えて嬉しいよ。さあ、最後の目的地についたから降りようか」
潮風が頬を掠める。
降りた目線の先には静かな海と星空が広がっていた。
「わぁ…」
「気に入ってもらえた？A、こういうところ好きかなと思ってさ」
「すごく好き…」
「よかった」
そう言って私の目の前に立つ。
海と空が似合う… 暗がりだけどわかる。
「Aに渡したいものとお願いしたいことがあるんだ」
「うん？」
ヒロトはその場にしゃがんだかと思うと、
なにか小さな箱を取り出した。
「A、俺と結婚してほしい」
「えっ…」
「いつも俺のことを気にかけてくれて。毎日帰りたくなるような場所を作ってくれて。毎日俺は幸せだ。Aには感謝してもしきれないよ」
なんか、気持ちが高ぶっちゃってきちゃってなにも言えない…
「今度は俺がAを幸せにしたい。Aと一緒に幸せになりたい。だから…」
「俺と、結婚してください」
断る理由なんてない…
こんなに幸せなの、人生で初めて…
わたしも、ヒロトと幸せになりたい。
「勿論…です」
「…よかった」
そういって私の薬指に指輪をはめこんでくれた。
暗がりでわからないけど、キラキラしてる気がする。
「暗くてよく見えないね…」
「ううん、きっと素敵なのわかってる。ありがとう、ヒロト」
「あぁ… これからもよろしくね」
結婚かぁ…
もっと遠い話だと思ってたからまだ実感わかないけど
幸せにしていけたらいいな。
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ｶｴﾃﾞﾁｬﾝ - 遅いですが、タツヤ(ヒロト、グラン)！お誕生日おめでとうございます！ヒロトヒロトヒロトヒロトヒロトヒロトヒロトヒロトヒロトヒロトヒロトヒロトヒロトヒロトヒロトヒロトヒロトヒロトヒロトヒロトヒロトヒロト、、、、、、、、(うるさい&汚い)((殴 (2019年9月17日 21時) (
レス) id: d6ad2a27a2 (このIDを非表示/違反報告)
氷浦メグ本アカ(プロフ) - タツヤ、誕生日おめでとう！ (2019年9月16日 13時) (レス) id: 3357bae399 (このIDを非表示/違反報告)
Hana - タツヤ誕生日おめでとおおお (2019年9月16日 9時) (レス) id: da3268cf1a (このIDを非表示/違反報告)
落葉このは(プロフ) - 氷浦メグ本アカさん» わたしも100話とエイリア編観るつもりでした^^ (2019年9月15日 15時) (レス) id: b3eeeff4cb (このIDを非表示/違反報告)
氷浦メグ本アカ(プロフ) - 明日はタツヤのキャラソン（初代だからヒロト）聞きながらポスター拝んで初代の１００話見るとするか。 (2019年9月15日 9時) (レス) id: 3357bae399 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：落葉このは | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/ayakayukik2/
作成日時：2019年8月28日 14時
