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四十三話 ページ46

「ひとまず、君がスタンドを見ることができる原因はそれでいい。次の質問じゃ。」


ジョセフは問いかける。


「君の言う【悪霊】についてじゃ。
ワシらの目には見えんから信じ難いが...いるんじゃな?
いたとして、ソイツらは何故スタンドを襲ったんじゃ?」

『嘘はついていません。悪霊は存在します。
何故スタンドを襲ったかは私にもわかりません。
悪霊は人間の魂を喰らうのと同じようにスタンドも襲うのでは、と私は予想しています。』


ジョセフの眉間に皺がよる。

もし、それが本当だったら…。

ジョセフの頬を伝う冷や汗が焦りを思わせる。


「悪霊に攻撃はできんのか。」

『おそらく不可能です。空条君のスタンドが悪霊に拳を入れるのを見ましたが、ダメージは全く入っていませんでした。』

「なんと..!!」

「本当か承太郎!?」


話を振られた承太郎は小さく頷く。

まだ若干疲れが残っているのか、顔色が良くない。


「それじゃあ、ワシらスタンド使いが悪霊に襲われたら、どうすればいい?」


一瞬の間。

その後、Aは口を開く。


『...どうしようもありません。』

「何ィ!?逃げることもできんというのか!」

『きっとそれも無理です。奴らには障害物など関係なく、一直線で追いかけて来ますから。』


三人の顔が驚愕に染まっている。

それはAも同じだった。




(...信じて、くれてるの?)

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不登校の自殺志願者 - 次への扉 ページ50のとこで、「この優しい口調はっ!?まさかっ!?」ってなりました!!何て言うか、物語の進め方がすごいんですよね!すごく面白いです! (2019年3月10日 13時) (レス) id: fed8378344 (このIDを非表示/違反報告)
魏杏妖遊(プロフ) - 雷獄丸さん» そうですか!そう言っていただけるとこちらとしても書きやすいです!!コメントありがとうございます! (2017年8月27日 20時) (レス) id: 8c44b8d3b9 (このIDを非表示/違反報告)
雷獄丸(プロフ) - 夏目友人帳くらいわかるよぉ!wもぉwこれからの頑張ってくださいねぇ!w (2017年8月14日 11時) (レス) id: bbb567e10b (このIDを非表示/違反報告)
魏杏妖遊(プロフ) - 黒蛇さん» コメントありがとうございます!雑鬼はわたしも大好きなのでどんどん絡ませていきます!可愛さが伝わって良かったです! (2017年8月11日 17時) (レス) id: 51648f87ce (このIDを非表示/違反報告)
黒蛇(プロフ) - 雑鬼が可愛すぎてやばいです!雑鬼との絡みをもっとお願いします! (2017年8月10日 20時) (レス) id: cc9de3dd63 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:魏杏妖遊 | 作成日時:2017年2月26日 20時

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