三十五話 ページ38
しばらくして、家の奥の方から足音が聞こえてきた。
Aは承太郎のいう《ジジイ》が誰なのか知らない。
恐らく承太郎の祖父なのだろう、そう思うとどんな人なのかますます気になった。
そしてAは驚き、納得した。
家の奥から現れたその人物は顔の整った背の高い老人だった。
名を、ジョセフ・ジョースター。
なんとまあ、遺伝ってすごい。
そうAが関心していると、その人が口を開いた。
「オーオー、どうしたんじゃ承太郎。珍しいのお。負け喧嘩か?」
「うるせえぞジジイ。喧嘩は勝った。」
「喧嘩は、ねぇ...。」
若干ニヤニヤしながら承太郎に声をかけるジョセフ。
Aはその様子を見て、つい笑みをこぼす。
そこでやっとAに気づいたジョセフ。
心做しか、ニヤケが増している。
「おーっとこれはこれは、お若いレディ!
承太郎ォ、お前も隅に置けないヤツじゃの〜!!」
「ちげえよ。」
「パパ!この子はこの前話したAちゃんよ!ホラ、承太郎にお守りをくれた子!!」
「おお、そうだったのか!」
そう言ってジョセフはAに手を差し出した。
「ワシはジョセフ・ジョースターじゃ。その節は世話になったのお。」
『あ、えと、加持Aです。よろしくお願いします。』
差し出した手を握る。
自分とは違う大きな手に、Aは感嘆の声をもらした。
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英語なんて無かったんや。
言語の壁なんて無かったんや。
という訳で、言語については世界共通語でよろしくお願いします。
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不登校の自殺志願者 - 次への扉 ページ50のとこで、「この優しい口調はっ!?まさかっ!?」ってなりました!!何て言うか、物語の進め方がすごいんですよね!すごく面白いです! (2019年3月10日 13時) (レス) id: fed8378344 (このIDを非表示/違反報告)
魏杏妖遊(プロフ) - 雷獄丸さん» そうですか!そう言っていただけるとこちらとしても書きやすいです!!コメントありがとうございます! (2017年8月27日 20時) (レス) id: 8c44b8d3b9 (このIDを非表示/違反報告)
雷獄丸(プロフ) - 夏目友人帳くらいわかるよぉ!wもぉwこれからの頑張ってくださいねぇ!w (2017年8月14日 11時) (レス) id: bbb567e10b (このIDを非表示/違反報告)
魏杏妖遊(プロフ) - 黒蛇さん» コメントありがとうございます!雑鬼はわたしも大好きなのでどんどん絡ませていきます!可愛さが伝わって良かったです! (2017年8月11日 17時) (レス) id: 51648f87ce (このIDを非表示/違反報告)
黒蛇(プロフ) - 雑鬼が可愛すぎてやばいです!雑鬼との絡みをもっとお願いします! (2017年8月10日 20時) (レス) id: cc9de3dd63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:魏杏妖遊 | 作成日時:2017年2月26日 20時