十六話 ページ18
おかしい。
《よく来たな。》
《なんだまたお前か。》
《よう妖祓い！》
何故またこの部屋なんだ。
この部屋というのは言わずもがな空条君に連れられて入った部屋だ。
傷を手当てし、護符を書いた部屋。
もちろん妖たちも健在だ。
バッチリ囲まれた。
『それでホリィさん…』
「あ、私のことは聖子さんって呼んでね♪」
『せ、聖子...?ああ、holyだからですか。』
holy…聖なる、神聖な、清らかな
そう言うとホリ…聖子さんは嬉しそうに笑った。
「分かってもらえて嬉しいわ！」
『それで聖子さん、悪霊というのは？』
私がそう言うと聖子さんの顔から笑みが消えた。
悲しそうな目をしている。
震えた声で彼女はこう告げた。
「承太郎が...承太郎が悪霊に取り憑かれているの....!!」
『空条君が..!?』
これにはわたしも驚いた。
取り憑かれているのが空条君だなんて。
まさか、私と接触してしまったから？
その後、聖子さんが涙ながらに詳しく教えてくれた。
なんでも、聖子さんの父親が悪霊のことは誰にも言うなと言っていたそうだ。
聖子さん、私に言って大丈夫なんですか...？
そんな中で留置所に部外者を連れ込むわけには行かない。
だから直接的出なくていいからお祓いをしてほしいそうだ。
なるほどね。
これはまた護符の出番ですな。
私は鞄の中から護符を取り出した。
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不登校の自殺志願者 - 次への扉 ページ50のとこで、「この優しい口調はっ！？まさかっ！？」ってなりました！！何て言うか、物語の進め方がすごいんですよね！すごく面白いです！ (2019年3月10日 13時) (
レス) id: fed8378344 (このIDを非表示/違反報告)
魏杏妖遊(プロフ) - 雷獄丸さん» そうですか！そう言っていただけるとこちらとしても書きやすいです！！コメントありがとうございます！ (2017年8月27日 20時) (レス) id: 8c44b8d3b9 (このIDを非表示/違反報告)
雷獄丸(プロフ) - 夏目友人帳くらいわかるよぉ！wもぉwこれからの頑張ってくださいねぇ！w (2017年8月14日 11時) (レス) id: bbb567e10b (このIDを非表示/違反報告)
魏杏妖遊(プロフ) - 黒蛇さん» コメントありがとうございます！雑鬼はわたしも大好きなのでどんどん絡ませていきます！可愛さが伝わって良かったです！ (2017年8月11日 17時) (レス) id: 51648f87ce (このIDを非表示/違反報告)
黒蛇(プロフ) - 雑鬼が可愛すぎてやばいです！雑鬼との絡みをもっとお願いします！ (2017年8月10日 20時) (レス) id: cc9de3dd63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魏杏妖遊 | 作成日時：2017年2月26日 20時
