あっ無能です。 (ページ14)

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【１３】ページ14

レオ視点

白い天井をずっと眺めている……暇だ
まだ動いちゃダメだし…動いたら動いたで意識飛ぶし……
と思い静かに瞼を下げる

ぺ「レオ〜!って寝ちゃった?」

レ「起きてる」

ぺ「あ!起きてた!どう?調子は」

レ「暇だけどいい感じ」

ぺ「OK!ちょっと触るよ」

レ「うん…」

傷口を押され少し痛む

レ「ちょっと痛い」

ぺ「そっか……ここは?」

レ「大丈夫」

ぺ「じゃあ……ここは?」

押された瞬間激しい頭痛が襲う

レ「っーーーーーー!!!???」

ぺ「あ!痛い!?ごめんね」

レ「……だ…い……丈夫…」

ぺ「はい痛み止め」

水と一緒に痛み止めの薬を出された｡
ゴクッと飲むと段々痛みが引いていった｡

レ「ありがと」

そう言うと優しく笑ってくれた｡

ロ「ペ神〜絆創膏貰ってええ?」

ペ「いいよ〜ちょっと待ってて」

ペ神は奥の方に行ってしまった｡

ロ「………」

レ「………」

沈黙が流れる

なんかロボロって皆と比べて私をいじめていない｡いじめるって言っても無能って呼ぶだけだし…

ロ「な…なぁ……レオ…そ､その…」

レ「ん?何?ロボロ」

ロ「す…スマン!今までいじめてて」

レ「……いいよ」

ロ「ほんま!?」

レ「だってロボロ無能って呼んだだけでいじめてないじゃん」

ロ「せ、せやけど…!」

レ「いいの!」

ロ「…あり…が……と……」

レ「ロボロ!?」

ロボロが倒れた