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過去編.2 ページ37
近所に住むお兄さんはAが小学2年生の時に引っ越してきた。
「お兄ちゃん」 『A』と呼び合う仲でよく公園で一緒に遊んでいた。
家は両親が共働きで家はいつも1人だった。その事もあり、Aは親が家にいつも居ないことが普通なんだと疑わなかったのかもしれない。
Aが高学年になり、お兄さんが中学生になった頃
遊び場は公園からお互いの家へと変わっていった。
2人の仲が気まずくなることはなく、むしろ昔より仲良くなっていた。
お互いの家で一緒に漫画を読んだり、ゲームをしたり、時々勉強を教えて貰って
(楽しいな)
(ずっとこんな日が続くんだろうな)
そんなことばかり考えながらAはとても充実した日を過ごしていた。
Aが中学生2年生に、お兄さんは高校生になった夏の蒸し暑いある日
それはAにとって絶対に忘れられない1日となった。
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作者名:銀我一等星 | 作成日時:2016年8月25日 11時