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プロローグ ページ1
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「鉄朗、今日委員会だからちょっと遅れる」
「おー、じゃあレシーブ練さしとくわ」
「衛輔、なんか調子悪い？テーピング巻こうか？」
「そーなんだよなぁ、わりぃ」
「研磨、昨日夜更かししたでしょ」
「！……ぇ、してな……………した」
「リエーフゥゥ！レシーブ練サボるなっつってんでしょーがぁぁぁ！！」
「だってぇぇ、スパイク打ちたいんですもん！！！」
音駒高校男子バレー部唯一の女子マネージャー
彼女は、バレー部のみんなに"音駒の肺"と言われている。
それには、数えきれない程の理由が存在する。
そんな彼女とバレー部が
少しずつ、本当に少しずつ
前へと進んでいくお話。
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作者名：宮.彩嘉 | 作成日時：2021年4月9日 7時
