迷い猫

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「ミンヒョンさんは何で

いつも保健室にいるんですか？」









MH「教室にいるとさ、めんどくさいんだよ

Wanna Oneって色々大変なんだぞ？」









そりゃ。わかってますよ…









この学校はWanna One中心に

回ってるようなもんなんだから。









「でも、他の人たちは普通に

授業受けてるのにどうして

ミンヒョンさんだけ？」









MH「何で急にそんなこと聞くの？」








「えっ？」









MH「俺のことそんなに知りたい？」









「なっ！そんなことないです！！

ただ私が怪我するといつも

保健室にはミンヒョンさんがいるから

聞いてみただけです！」









MH「あー、俺のこと

好きになりかけてるってわけ？」









このは人なんでそんなポジティブなのよ！









「私が好きなのはダニエルです、

そんなのミンヒョンさんだって

知ってるでしょ？」








MH「なら、ダニエルのことなんて

考える暇もないくらい

俺でいっぱいにしてやろうか？」







「ふざけないでください！

手当ても自分でやるんで寝てていいですよ」









MH「……あっそ、勝手にすれば？」









何なの！？








ミンヒョンさんはベットに戻って行った









全然血止まらないんだけど？








とりあえず洗って消毒して







止血して布みたいなのあてて







包帯グルグルすればいっか！








足洗うにも洗い場が高くて足あげるのも一苦労







「痛っ！」








そしたらミンヒョンさんが近づいてきた。









またからかわれる…









MH「だから俺がやるって言ったじゃん。

もうふざけないから頼むから座って」









私は言われた通り椅子に座った。








MH「消毒するから痛いと思うけど我慢して？」









「っ！」







痛い！痛すぎ！









本当あの女許さないんだから！









ミンヒョンさんはそれから







丁寧に手当てしてくれて








MH「よし、完璧。

これで少しはましになると思うから。

でもこれ一応病院行っといたほうがいいぞ

応急手当てしかしてないし。

傷痕残ったら嫌だから」








「行かない…」









MH「…は？

お前何言ってんの？

こんだけ出血してて行かないとか

ダメに決まってんだろ！」









「こんなのかすり傷だし、

ほっとけばそのうち血止まるしいいの！」









MH「ダニエルにバレるのが嫌か？」






「……。」

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