迷い猫

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もー！広いんだよこの家はーーー









いくら歩いてもたどり着かない…









お腹もすいてるし、もう歩くのやめる！









私は廊下の壁に背中をつけて座り込んだ。









しばらくするとうとうとしてきて









もういっそ今日は廊下で寝るのもありか、









私は廊下に横になって本格的に寝ようとした時









ガチャ








MH「うわっ！


何してんの？w」









「え…、ミンヒョンさん？

それはこっちのセリフですよ！

何でここに！？」









MH「ここ俺の部屋の目の前なんだけど？」









言われてはじめて気づいたけど









普通にドアあった、









迷いすぎて気づかなかったみたい、









「ちょうどいいところに！

ダニエルの部屋まで案内してもらえません？

わかんなくて…」









MH「やだ、」









は？









「迷ってるんですよ！

助けてくれてもいいじゃないですか！」









MH「何で好きなやつが

他の男の部屋に行く

手伝いしなきゃなんないわけ？」









「……。」









そんなこと言われたって、







ここにミンヒョンさんしかいないんだから






しょうがないでしょ！









「じゃあいいです、自分で探します。」









MH「ちょっと待て、」









ｸﾞｲｯ









「うわっ！？」









「もう！ビックリしたじゃないですか！


急に引っ張らないでくださいよ！」









MH「俺の部屋で寝ればいいじゃん、」









「ダニエルが待ってますから、

それに、お腹すいてるんです！」









MH「俺の部屋にも

食べ物くらいあるんだけど？」









「そういう問題じゃないですから」









MH「俺は逃がす気ないよ？

ダニエルにはもう忠告したし、

取られたくないなら掴んどけって

だからお前は今日俺と寝るの」









ミンヒョンさんの部屋に強引に引っ張られて









鍵までかけられた、









「何考えてるんですか…

こんなことしたら

ダニエルと喧嘩になりますよ！」









MH「別にいい、喧嘩してでも

お前がいてくれるなら

俺は喧嘩する方を選ぶよ。」









ダメだ、







何言っても部屋から出してくれない気だ









MH「最初に出会ったのがダニエルじゃなくて

俺だったらお前は俺を好きになってた。」









どっから来るんだその自信は…









Wanna Oneって変な人のあつまりだなw

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