迷い猫

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先生に見つかったらめんどくさいから


急いで家に帰った


「ただいま」



「ちゃんと学校行きなさい

私が近所で悪く言われるでしょ！」


うるさい、そんなの知らないよ


子供の心配はしないけど


自分の心配はするんだね…w


「はぁ、あんたなんか生まなきゃよかったわ」




ズキッ


さすがにそれは傷つくよ…？


それ親が子供に言うセリフかよ！


「じゃあ出てくよ！

こんな家２度と戻らない！！」




もうどうにでもなればいい


いっそこのまま死ぬのもありかな…


歩いているうちに暗くなってて


街灯の光だけが眩しかった



出てきたはいいけどさ、どうしよう



とりあえず公園で過ごすしかないか…




「はぁ、

本当私何のために生まれてきたんだろ…」


公園のベンチに座って１人で泣いた



泣いたって無駄なのに…


？？「また泣いてる」



急に声をかけられてビックリした


「誰？」



？？「俺？知らない人いるんだ…」



何こいつ、


？？「俺、キミと同じ学校なんだけど」



「見たこともないし

初対面で知ってる方がおかしいでしょ？」




「まあ、そうだねw

俺はカン・ダニエル」



カン・ダニエル…？



どっかで聞いたような名前だな…



DL「キミの名前は？」



「A、」


DL「何か聞いたことある名前…

Aは何でこんな遅くに

１人で公園なんかにいるの？」



「関係ない…」



DL「俺さ、泣いてる人をほって行けるほど

ひどいやつじゃないんだよね、」


早く消えてよ、思わず睨んでしまう。



DL「あ！もしかしてみんなが怖がってる人？」



「そうかもね！」



DL「なんだ、みんな怖がるから

もっと怖い人かと思ってた

全然怖くない、可愛い子じゃん」



そんなこと言われるなんて思ってなかったから


どうしていいかわからない。


DL「ねぇ

何でこんな時間にこんな場所にいるの？」


「言わない、関係ないから…」



DL「じゃあ俺今日はAと一緒に

ここにいようかな…」


「さっさと家帰んなよ」



DL「なんで？別にいいじゃん(^-^)」


そう言って微笑んだ顔は

誰がどう見てもイケメンだった


もしかしてカン・ダニエルって…


みんなが話してた人のこと？



「Wanna Oneって知ってる？」



DL「知ってるけど？」


いや、まさかね…w

同じ名前の人なんて

世の中たくさんいるし…ねぇ。

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