防弾花嫁修業！？ (ページ1)

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「お嬢様、そろそろ起きてください」

『んー…わかってます。…Zzz.Zzz』

「わかってないでしょ！！！早く起きろ！」

『あーも、わかってるって！！』

はぁ、私のゆるい生活が…(ToT)

「お母様が下でお待ちです。」

『お母様が！？わかりましたすぐ行きます』

シルクのパジャマから

動きやすいドレスに着替えて

長い階段をかけおりる

ここの階段異常に長いのよね(´д｀|||)

『はぁ疲れた…
お母様、おはようござ…』

「今何時だと思ってるの？」

え？

時計を見ると…12時！？

『こんにちは、お母様…』

「もっと自覚を持ちなさい！
あなたはキム財閥の娘なのよ！？」

そんなこと、言われなくてもわかってますよ！

私はゆるーく生活して行きたいの！！！

「あなたの私がいない間の生活…
すごかったみたいね、
執事が心配するくらいですから、
もう我慢なりません！」

私も我慢なりませーん(*≧∀≦*)ノ

「花嫁修業に行ってもらいます！」

ん？なんつった？

『あのー、今何とおっしゃいました？』

「二度も言わせないでちょうだい！
花嫁修業！行ってもらいますからね！」

笑えるー…

何が楽しくて、

ゆるーく生活することを望んでる私が！

花嫁修業なんか行かなきゃならないのよ！

絶対イヤ!!

『お断りします♪』

「断ることはできないわ
もう決まったことです」

あーそうですか、じゃあいいですよ

「今からあなたには
防弾財閥のお城に行ってもらいます。」

防弾財閥！？

なんであんな男ばっかのとこに…

花嫁修業にならんだろ！

『わかりました。』

ここはおとなしく聞いとこう

どーせ1時間くらいで帰ってこれるだろうし

「というわけで…
いってらっしゃーい♪」

いってらっしゃーい♪じゃねぇよ…

私のゆるい生活を返せーーー！！！！